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「イギリスを統一したら世界一になれますか?」と疑問に思った方は必見!イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ各国代表がワールドカップ2015で世界一に輝いたオールブラックスと12年ぶりに戦う。この名誉ある戦いにイギリス代表として戦うのがブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズだ。

ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ

イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ各国の主力から構成されるブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ1988年以降は4年に一度結成され、南半球のラグビー強豪国である南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドに順次遠征し、数試合を戦う。1891年にイングランドとスコットランドの選手で構成されたチームが南アフリカへ遠征したのが起源とされている。

 

2017年はニュージーランドに遠征となるが、次にニュージーランドに来るのが、2029年。選手たちにとっても、貴重な遠征となる。唯一次回のNZ遠征に加わる可能性がある選手は22歳の若さで遠征に加わったイングランドのマロ・イトジェ(LO)くらいだろう。

 

ラグビーファンにとってもニュージーランドとの試合はとても貴重であるため、イギリスやスコットランドの多くのファンがグランドへ足を運び、敵味方なくみんなで盛り上がりことが予想される。試合数は10試合と日程は下記の通り。ニュージーランド代表(NZ)との試合は3試合行われる。

<試合日程>
6月3日(土) 16:35  州代表選抜チーム
6月7日(水) 16:35 オークランド ブルーズ
6月10日(土) 16:35 クルセイダーズ
6月13日(火) 16:35 ハイランダーズ
6月17日(土) 16:35 マオリ・オールブラックス
6月20日(火) 16:35 チーフス
6月24日(土) 16:35 NZ代表
6月27日(火) 16:35 ハリケーンズ
7月1日(土) 16:35  NZ代表
7月8日(土) 16:35  NZ代表

 

過去の遠征はでは3ヶ月で20試合以上を戦っていたようだが、現代はスーパーラグビーのシーズン中という事もあり約1ヶ月で試合を終了させる日程が組まれている。このメンバーに選ばれた事は大変名誉な事ではあるが、ファイトマネーが1試合1.5ポンド(当時日本円で600円弱)だったというのも有名な話しだ。

 

さすがに現代ではそれ以上のファイトマネーが出ているが、1.5ポンドでもブリティシュ&アイリッシュ・ライオンズに選べれる事が名誉でイングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズの選手の誰もが選ばれたいチームなのだ。

そもそも何故イギリス代表として戦わないのか?

イギリス問題を語る上で、一般的に浸透している理由としては下記の通りだ。
ラグビーを発祥させた国はイギリス。サッカーをしていた高校生がエキサイティングしたあまり、ボールを持ったままゴールへ走りこんだのがラグビーの始まりとされている。そして、その後ラグビーはイングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズのイギリス全土に広がり、サッカーに次ぐ盛んなスポーツとなった。

 

イングランドラグビー協会、アイルランドラグビー協会、スコットランドラグビー協会、ウェールズラグビー協会、そしてその後に世界協会が出来ている。ラグビーが広がって「よし、ワールドカップを開催して世界一を決めよう」となった時にはすでにイギリスの4つの協会の方が歴史がありすぎて、世界協会も4つのカントリー制を認めている。

 

ただ、オリンピックは原則1国しか認められていないためイギリス代表として戦う。2016年リオオロインピックの7人制ではイギリス代表として出場している。

 

いずれにしろ、イギリスのラグビーにおける歴史の中でイギリスの歴史が深すぎて、オリンピック以外のイベントで世界協会が「1つにまとめなさい!」なんて口出したしても「嫌だ!」と一蹴される事になる。だが、このブリティシュ&アイリッシュ・ライオンズは違う。イギリス自ら「英国統一チーム」を作り南半球に戦いを挑む名誉ある戦いなのだ。その名誉ある戦いに選ばれた選手は以下の選手達だ。

2017NZ遠征スコッド

2017年の遠征スコッドはイングランドから最多の16名、ウェールズ12名、アイルランド11名、スコットランドから2名の計41名が選出された。

♦FW(フォワード)22名
1.PR1 マコ・ヴニポラ /イングランド サラセンズ所属
2.PR1ジョー・マーラー /イングランド ハリクインズ所属
3.PR1ジャック・マグラス/ アイルランド レンスター所属
4.HO ジェイミー・ジョージ/ イングランド サラセンズ所属
5.HOロリー・ベスト/ アイルランド アルスター所属
6.HOケン・オーウェンズ/ ウェールズ スカーレッツ所属
7.PR3 タドゥ・ファーロン/ アイルランド レンスター所属
8.PR3ダン・コール/ イングランド レスター所属
9.PR3カイル・シンクラー/ イングランド ハリクインズ所属10.
10.LO マロ・イトジェ/ イングランド サラセンズ所属
11,LOアラウィン・ジョーンズ/ ウェールズ オスプリーズ所属
12.LOイエイン・ヘンダーソン/ アイルランド アルスター所属
13.LOジョージ・クルーズ/ イングランド サラセンズ所属
14.LOコートニー・ローズ/ イングランド セインツ所属
15.FL/No.8 タウルペ・ファレタウ/ ウェールズ バース所属
16.FL/No.8ビリー・ヴニポラ/ イングランド サラセンズ所属
17.FL/No.8サム・ウォーバートン/ ウェールズ カーディフ所属
18.FL/No.8ショーン・オブライエン/ アイルランド レンスター所属
19.FL/No.8CJ・スタンダー/ アイルランド マンスター所属
20.FL/No.8ロス・モリアーティ/ ウェールズ グロスター所属
21.FL/No.8ピーター・オマホニー/ アイルランド マンスター所属
22.FL/No.8ジャスティン・ティプリック/ ウェールズ オスプリーズ所属

 

♦BK(バックス)19名
1.SH コナー・マレー /アイルランド マンスター所属
2.SHリース・ウェブ /ウェールズ オスプリーズ所属
3.SHグレイグ・レイドロー ス/コットランド グロスター所属
4.SO ジョナサン・セクストン/ アイルランド レンスター所属
5.SOダン・ビガー /ウェールズ オスプリーズ所属
6.CTB ベン・テオ /イングランド ウスター所属
7.CTBジョナサン・デービス /ウェールズ スカーレッツ所属
8.CTBオーウェン・ファレル /イングランド サラセンズ所属
9.CTBロビー・ヘンショウ /アイルランド レンスター所属
10.CTBジョナサン・ジョゼフ /イングランド バース所属
11.WTB/FB エリオット・デイリー /イングランド ワスプス所属
12.WTB/FBアンソニー・ワトソン /イングランド バース所属
13.WTB/FBリー・ハーフペニー /ウェールズ トゥーロン所属
14.WTB/FBリーアム・ウィリアムズ /ウェールズ スカーレッツ所属
15.WTB/FBジョージ・ノース /ウェールズ セインツ所属
16.WTB/FBスチュアート・ホッグ /スコットランド グラスゴー所属
17.WTB/FBジャック・ノウェル /イングランド エクセター所属
18.WTB/FBジャレッド・ペイン /アイルランド アルスター所属
19.WTB/FBトミー・シーモア/スコットランド グラスゴー所属

注目選手

世界を代表する選手ばかりだが、その中でもチームを牽引する選手達をポジション別に紹介する

プロップ:ジャック・マグラス アイルランド代表

特にスクラムが強くセットプレーで有利にするならこの人の力が必要だ。

 

HO:ローリー・ベスト アイルランド代表

2007年、11年、15年のワールドカップメンバー、セットもフィールドプレーも安定の大ベテラン。

 

LO:コートニー・ローズ イングランド代表

ロックとは思えない鋭いタックル。このタックルの餌食になってしまう選手は誰か?

 

FL:サム・ウォーバートン ウェールズ代表

ご存知、ジャッカルキング。フランカーを語る上では欠かせない人物。この遠征ではキャプテンを務める。

 

No.8:タウルペ・ファレタウ ウェールズ代表

ウイングでプレーしていた過去もありスピードも十分。一番のボールキャリアだ。

 

SH:グレイグ・レイドロー  スコットランド代表

スクラームハーフにしてキックの名手。もちろんゲームメイクもギャップへの仕掛けもトップレベル

 

SO:ジョナサン・セクストン アイルランド代表

13年のライオンズメンバー。視野が広く、キックとパスをうまく使い分ける司令塔

 

WTB:アンソニー・ワトソン イングランド代表

走り出しの1歩が早く、圧倒的なスピードで敵を置き去りにする。

 

FB:リー・ハーフペニー ウェールズ代表

世界最高のフルバックとして称される1人。キックの精度が高く26歳の若さで60CAPを獲得した逸材。

 

 

 

 

 

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