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ラグビーQ&A ルール

ラグビー キック時のオフサイドを徹底解説!

キック オフサイド

ラグビーの試合では、プレー中にキックが行われることがよくあります。キックは試合の流れをつかむために重要なプレーであり、攻撃側や守備側の戦術にも大きな影響を与えます。

キックにはオフサイドのルールも存在し試合の公平性を保っています。オフサイドに特化したルールはキック時に発生し、適切な判定と処罰が求められます。

この記事では、ラグビーキック時のオフサイドについて、役割、オフサイドプレーヤーの定義、判定基準などについて解説します。

ラグビーファンやプレーヤーにとって、キックプレーの理解とオフサイドルールの把握は重要な要素です。

それでは、さっそく詳しく見ていきましょう。

ラグビーの基礎知識とオフサイドの概要

ラグビーは、ボールを前進させ相手陣地のゴールラインを越えてトライすることで点数が加算されます。

攻撃側は味方にパスをしたり、ステップを踏んで相手をかわしたりしてボールを前進させ、守備側は相手の攻撃を止めるためにタックルを行います。

そして、プレー中の戦術においてキックが蹴られることがよくあります

ココがポイント

キックは試合の流れをつかむ上で非常に重要な要素です。そのため、キックに特化したオフサイドについても知っておく必要があります。

ラグビーでは、攻撃側がボールを前進させるためにキックを利用しますがキックはさまざまなシチュエーションで行われます。

例えば、攻撃側が守備ラインを突破するのに苦しんでいる場合、ロングキックやパントキックなどのキックを使って敵陣深くへボールを蹴り込みます。これによって攻撃側は新たなチャンスを作り出し、攻勢に転じることができます。

しかし、キックにはオフサイドのルールも関わってきます。キックプレーでは、キックを行う選手自身と、キックを蹴った以外の選手がオフサイドの位置にいるかどうかが重要です。

ココがポイント

キックを行う選手よりも前にいる選手がボールに関与した場合、オフサイドとなります。

このルールはキックプレーに特化しており、試合の公平さを保つために存在しています。

キックが行われる状況では、オフサイドの違反が発生しやすくなります。したがって、選手やチームはキックプレーにおけるオフサイドルールを十分に把握し、反則を犯さないようにする必要があります。

オフサイドの役割

ラグビーにおけるオフサイドは、試合の公平性とチームの均衡を保つための重要な概念です。オフサイドは、プレーに参加する選手が適切な位置にいない状態を指し、その選手はプレーに関与することが制限されます。

オフサイドのルールにより攻撃と守備のバランスを取ることができ、攻撃側と守備側が明確に区別され、攻撃側はボールを前進させるために積極的に動きます。一方、守備側は相手の攻撃を阻止するために戦略的な位置に立ちます。

攻防の中で、オフサイドルールは守備側・攻撃側のどちらにも起こりゆる反則です。選手たちは自チームのオフサイドラインを意識し、公平なプレーを行うことが求められます。

オフサイドのルールは、試合の公正さを守る役割を果たし競技の魅力とスポーツマンシップを高める要素でもあります。

これからキック時に発生するオフサイドについて解説します。

ラグビーキック時のオフサイドの重要性

ラグビーにおいて、キックは試合の流れをつかむ上で非常に重要な役割を果たします。キックは攻撃側にとって攻勢を生み出す手段であり、守備側にとっては相手の攻撃からボールを奪いかえし攻撃をしかけるチャンスとなります。

参考

例えば、ロングキックは敵陣深くにボールを蹴り込み、陣地を大きく稼ぐ戦略です。また、グラバーキックは相手の守備ラインの隙間にボールを蹴り込み、ディフェンスラインの後ろでボールをキャッチすることもできます。さらに、ボックスキックやチップキックなどのキックも戦術的なプレーに組み込まれています。

キックプレーにおけるオフサイドは、キックを行う選手とそのチームメイトが適切な位置にいるかどうかを規定しています。

ココがポイント

キックを行う選手よりも前にいる選手がボールに関与した場合、オフサイドとなります。

このルールによって、キックプレーにおいて有利な位置にいる選手が攻撃に参加することはできません。これにより守備側はボールをキャッチするまでに時間を与えられるのです。

もし、近くにいる攻撃側の選手がタックルできるルールであれば、蹴られたボールをキャッチするは難しくなってしまいます。

キックオフサイドの影響

キック時のオフサイドの違反は、相手チームに有利な位置からのフリーキックやペナルティキックなどの特典を与えることになります。

オフサイドを犯してしまうと

・攻撃側にとってはチャンスの損失となります。キックプレーでオフサイドを犯すことで、攻撃の流れが止まり、相手チームに有利な状況を作ってしまうことがあります。

・適切な位置にいない選手がプレーに関与することは不正な行為となり、スポーツマンシップやフェアプレーの精神に反するものとされています。オフサイドルールを守ることは、相手チームへの敬意や試合の公平性を尊重する姿勢の表れとなります。

ラグビーキック時のオフサイドは、試合のバランスと公正性を保つために欠かせない要素です。選手はキックプレーにおけるオフサイドルールの重要性を認識し、常に遵守することで試合の質を高めることができます。

ラグビーキック時のオフサイドについての詳細な解説

繰り返しになりますがラグビーにおけるオフサイドプレーヤーとは、プレーに参加する選手が適切な位置にいない状態を指します。

ココがポイント

オフサイドプレーヤーは、キックが行われた瞬間やキックが蹴られた地点を基準に判定されます。キックを行った選手よりも前にいる選手は、一般的にオフサイドプレーヤーとみなされます。

もちろんオフサイドの判定は、審判の役割となります。審判はオフサイドプレーヤーを正確に判断するために、以下の基準を考慮します。

審判の判断

・キックが行われた瞬間の位置: キックが蹴られた瞬間における選手の位置がオフサイドかどうかを判断します。※キックを行った選手自身はオフサイドではありません。

・キックが落下する地点:ボールの落下地点も判定基準となります。(下記、10メートルサークルオフサイドにて解説)

・ボールに関与する行為: キックを蹴った選手やそのチームメイトが、オフサイドの位置からボールに関与する行為(ボールに向かって走る)を行った場合、オフサイドとなります。

審判は瞬時にオフサイドを判断する必要があり、その正確性が試合の公平性を保つために重要です。また、テクノロジーの導入によってビデオ判定が行われる場合もあります。

オフサイドの判定は試合の流れや結果に大きな影響を与えるため、「まじかよー!オフサイドかよ!」となるシチュエーションもありますが公正な判定を尊重することがスポーツマンシップの一環となります。

オフサイドプレーヤーのルールを理解し、遵守することはラグビーの試合の公平性と競技の質を高めるために不可欠です。

キック時に発生するラインオフサイド

キックオフやロングキック、ゴール前の一発を狙ったキックパスを蹴る際に、よくあるオフサイドの1つです。スクラムハーフ(9番)やスタンドオフ(10番)がボールを蹴った時、キッカーより前にいるプレイヤーは全員オフサイドプレイヤーとなります。

上記イラストだと、1番から9番は全員オフサイドプレイヤーとなります。なので、オフサイドが解消するまでは相手にプレッシャーに行ったり、タックルに行ったりするとオフサイドの反則を取られてしまいます。

オフサイドの解消

では、どうすればオフサイドが解消になるのか?

オフサイドの解消には、①味方プレイヤーの動きによるオフサイドの解消と、②相手プレイヤーの動きによるオフサイド解消の2パターが存在します。では、この2パターンについて解説していきましょう。

①味方プレイヤーの動きによる解消

・キッカー(10番)が1番から9番※を追い越した場合

・キッカーより後ろにいたプレイヤー(イラストは11番から12番)が1番から9番※を追い越した場合

※早く追い越してもらうために1番から9番は後退してもよいです。また、全員を追い越す必要はありません。追い越された人からオフサイド解消となります。

以上の2点によりオフサイドが解消となります。続いて相手プレイヤーの動きによるオフサイド解消です。

②相手プレイヤーの動きによる解消

・ボールをキャッチしたプレイヤーが5m走る

・ボールをキャチしたプレイヤーが味方にパスをする。

・ボールをキックする。

上記3点のプレーを相手がした場合にラインオフサイドは解消となります。

10メートルサークルオフサイド

キック時のオフサイドとして知っておきたいオフサイドが10メートルサークルオフサイド。このペナルティーはボールが落下する10メートル以内にいる選手がプレーに参加すると取られてしまいます。

ハイパントキックなどの高く蹴り上げるキックをした際に起こりやすいオフサイドの反則です。通常高いキックを蹴る際は、高く遠くに蹴り上げ味方を走らせます。

通常キックで敵陣に入る場合、下記イラストの落下地点くらいを狙います。

 

しかし、稀にミスキックをしてしまう事があります。そうすると、下記のイラストの位置くらいにボールが落下してしまいます。そうです。フォワードがいるところに落下してしまうのです。

 

 

この場合、フォワードの1番から8番のプレイヤーはボールが落下する10m以内にいるので全員オフサイドプレイヤーになります。なので、「やばいっ!10メートルだ!」と気づいたら、下記のルールを守る必要があります。

解消の条件

・ボールの落下時点から10m後退する。

・もしくは、10m後退しているときに味方のプレイヤーが追い越す。

上記に2点にてオフサイドを解消することができます。ラインオフサイドと異なる点は、10メートルサークルオフサイドでは、相手プレイヤーがどんな動きをしてもオフサイドが解消されることはありません。

ココに注意

つまり、相手のプレイヤーがボールを持って5m走ったり、パスしてもオフサイドは解消しません。

これはボックスのタイトルです。
オフサイドの選手がボールキャリアに対して妨害行為を行った場合、反則とされます。審判はペナルティキックを与え、反則を犯した選手のチームに有利な位置から再開させます。

まとめ

以上、キックによるオフサイドについて解説いたしましたがいかがでしたでしょうか。キックは試合の流れをつかむために重要なプレーであり、キック時のオフサイドにも注意が必要です。

ラグビーをより深く楽しむために、キック時のオフサイドルールの理解を深めいただければと思います。

まとめ

1.キックしたプレイヤーより前にいるプレイヤーはオフサイドが解消するまで動くべからず!

2.キックしたボールが落下する地点にいるプレイヤーは10m後退すべし!

2022年のルール変更以降 、試合の流れを大きく変えるキックの重要性を増しています。現在活躍しているプロキックコーチの存在も更に注目されるでしょう。

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