記事の詳細

Pocket

スーパーラグビー2017 サンウルブズの最終戦 対ブルーズの試合が秩父宮で7月15日に行われ、48−21という大差でニュージーランドカンファレンスから劇的な勝利を収めた。

 

ラグビー界の大波乱試合ベスト5>>

 

サンウルブズ強いぞ!

この試合に勝ったサンウルブズについては、マスコミはあまり騒いでいないようだ。ワールドカップ2015の南アフリカ戦に勝利した翌日はどの新聞社もこぞって一面に取り上げたのに、ブルーズに勝った時は、騒いでいる感じがそれほどない。朝のニュースでも”それほど”といった感じだ。

 

スーパーラグビーだからなのか??

 

それとも、ブルーズに勝利した凄さを世間が把握していないからなのか?

 

ラグビー人気が低迷しており、そこまで興味がないのだろうか。。。

 

しかし、日本がブルーズに勝利した事は、とてつもなく凄い事なのだ。もしかしたら、今後見る事が出来ない勝利かもしれない。ブルーズはニュージーランドカンファレンスでは5チーム中4位と今年は低迷していたが、黒星の試合も大接戦が多い。

 

例えば、17-83で日本が開幕戦でボコボコにされたハリケーンズとの試合は、24−28と1トライ差に追い込んでいる。また、7−47で大敗した南アフリカのチーターズとの試合では50−32と危なげなく勝利を収めている。

 

とにかく、選手や関係者以外のほとんどがサンウルブズの勝利は難しいと考えていた試合なのだ。どのくらい勝てないと思っていたか、ワールドカップ2015の南アフリカ戦と比べてみよう。

 

大手ブックメーカーのオッズを見てみるとわかる。さすがに南アフリカ戦の34倍には、ほど遠いが、ブルーズへの勝利オッズは、15倍と下馬評を覆す結果となっている。

 

ちなみに、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ対ニュージーランドのオッズは、下記画像の通り。代表戦で、5倍あれば高いオッズだ。サンウルブズ戦のように15倍もつく時は、世界ランキング上位の国と、下位チームが行う時だ。

 

スポーツ市場最大の波乱と騒がれたワールドカップの南アフリカ戦に続く、ブルーズ戦の勝利。スポーツ新聞は一面に取り上げることはなかった。情報番組の「サンデーモーニング」でも、”今季2勝目”を取り上げていたが”ブルーズに勝った”事の凄さを伝えてはいなかった。

 

しかし、ヤフーニュースは↓

 

ラグビーパブリックは↓

 

ラグビーを知っているライターが書いているのだろう。各社とも”歴史的勝利”として、発信している。「サンウルブズがニュージランドカンファレンスのチームに勝つなんて!」

 

かつて、サッカー日本代表がブラジルを1-0で下した時と同じくらいの劇的勝利をもっともっとラグビーファン全員で讃えてあげたい。

 

サンウルブズ最高!

 

サンウルブズありがとう!

サンウルブズはなぜ勝てた?

しかし、なぜサンウルブズはブルーズに勝利する事が出来たのだろうか?ブルーズの選手達は、前日入りしているわけではない。むしろ2週間前に日本に入りホンダとの練習も行い日本の気候に身体を慣らしている。

 

試合当日は暑くて、ラグビー日和ではない気温だった事は確かだが、それはサンウルブズも同じ。50−50だ。前半の走り出しは想定通りブルーズの流れ。サンウルブズの高いタックルを簡単に弾き、前半12分までに2トライを先取している。

 

しかし、その後はサンウルブズのペースに持ち込んでいる。ラグビーの試合に勝つための根っこの部分、セットプレーの安定とディフェンス力が勝因ではないだろうか。

 

後半17分ニュージランド相手へラインアウトモールでの認定トライは圧巻!
あわや「スクラムトライか?」と観客を興奮させてくる時間帯もあった。この試合は一度も押されていないのではないだろうか?この試合のプロップには大学時代、トップリーグの全チームが獲得に乗り出した逸材、具 智元が先発として出場している。


https://sunwolves.or.jp/team/player/9/

 

怪我の影響もあり出場機会も少なかったが、ブルーズ戦では、本領発揮。世界トップクラスのスクラムを見せてくれた。そして、ディフェンスでは、やっぱりこの人 松島幸太郎

 

この人のディフェンスはとにかく凄い! 抜かれないディフェンスはもちろん、相手の死界からタックルに入り芯を捉えるのが非常に上手い。ただ、相手を倒すだけではない。攻撃に繋げるタックルの見本を見せてくれる。

 

中学生、高校生でタックルが上手くなりたい選手は、松島のディフェンスをよく見て勉強すると良いだろう。タックルに入る前のスピード調整、姿勢、踏み込み方、バインド。この試合でも78分にアタックに繋がる強烈なタックルを見せてくれた。

 

正に、8本目のトライは他でもない。松島幸太郎のタックルから生まれたトライだ。

 

 

この試合を見ると、来年のサンウルブズも十分に世界のチームと互角に戦う力とチャンスはありそうだ。ベストパフォーマンスを出来なかったブルーズの選手達は残念だったが、言い訳はできないだろう。今回は完全にサンウルブズの勝利!来年が楽しみだ。

Pocket

関連記事

カテゴリー

ページ上部へ戻る