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このページでは、日本ラグビーでも今後メジャーになりつつある”キックコーチ”の存在について解説していく。

 

日本では、メジャーではないがラグビー先進国において、”キックコーチ”なる人材が存在する。近代ラグビーにおける戦術の中では、陣地に関わらず攻撃の中の選択肢として常にキックオプションがある。

 

そのため、先進国では若い世代からキックの重要性が認められており、各チームには”キックコーチ”が存在するのだ。

 

日本の高校性の場合、キックを上達させる場合、先輩から教えてもらうかバックスコーチに教えてもらうかの2択にすぎないだろう。恐らく”キックコーチ”に教わるという選手は一握り。

 

むしろ、自分でネットを調べて勉強する方が多いかもしれない。ユーチューブには世界の名だたるキッカー達がキックスキルについて教えてくれる動画が多数投稿されている。

 

例えば、、

クウェイド・クーパー

オーストラリアが誇る、天才スタンドオフ クウェイド・クーパーのプレスキックの蹴り方講座だ。もちろん英語なのでヒアリングが出来ないとすべてを理解するのは難しいが、動作を見ていると言っている事は分かる。

 

クウェイド・クーパーはキックを蹴る際のルーティンは下記の4つ

  • ポストの中央にボールを置く
  • ボールの後ろから、ボールが飛んでほしい方向を指していることを確認する
  • 5歩後ろに下がる
  • ボールの蹴りたい位置を見る
  • ゴールターゲットを見つける
  • キックした後のフォロースルー

 

ジョニー・ウィルキンソン

2003年のワールド杯オーストラリア大会でイングランドを優勝に導いた名キッカーによるドロップキックの蹴り方動画。

•ステップ1 – ボールを落とす方法

•ステップ2 – ボールとの接触

•ステップ3 – ボールを打った後のボディの位置

 

 

君島 良夫

そして今、日本でもっと熱いキックコーチと言えばこの人”君島 良夫”だ。NTTコム→日野自動車へ移籍、引退後は日本初のプロキックコーチとして活躍の場を広げている。

 

JAPAN ELITE KICKING(JEK)を立ち上げ、ボールを自由に操り、蹴りたい場所に蹴りたいスピード・角度で蹴ることが出来る選手の育成を行っている。

 

君島氏自身、右足も左足も自由に蹴れる、言わばキックの天才だ。
↓君島良夫プレー集

 

コーチングのスタイルは、下記の4つがあり

①チームスポットコーチング

②パーソナル/少人数コーチング

③キックセミナー・クリニック

④監督、コーチ向け戦術アドバイザー

 

2017年は東京ガスやHITACHIのラグビー部をコーチしているが、それ以外にもスポットでいろんな選手を見ているようだ。JEKのSNS投稿を見てみると、

 

君島氏が最後に在籍したチーム 日野自動車にスポットコーチとして指導している投稿があった。日野自動車と言えば、ここ数年 強化に強化を重ねトップリーグに手が届くところまで来ているチームだ。(このページでも一度紹介した事がある。)

 

2017年スタンドオフには、サンウルブズのヘイデン・クリップスが東京ガスから。セブンス代表にも選ばれた実績がある”染山茂範選手”が中国電力から移籍している。写真の一番左が染山選手だろう。

 

染山選手と言えば、高いキック成功率を誇る名キッカーでもあるが、投稿の内容を見ると「調子が良くない時にどうするか・・・」と書かれてある。

 

調子が悪いのだろうか。。。?

 

オープン戦の試合結果を見てみると、日野自動車は8月26日に東京ガスとオープン戦を行っている。試合結果は46ー14と日野自動車が8トライと力の差を見せつけたようだが、キックの成功率が悪いようだ。

 

クリップスはスーパーラグビーでの怪我が完治していないためスタンドオフのスタメンは染山選手。

 

日野自動車はトライ8本中 キックの成功は3本 50%以下
一方で、東京ガスはトライ2本中キックの成功は2本と100%とう結果に終わっている。

 

君島氏にしてみれば、嬉しい結果だろう。自身が指導しているチームのキック成功率が高いのだから。この結果を見て、日野自動車がオファーをしたのか、君島氏からコンタクトがあったのかは不明だが、試合の翌週に君島氏がコーチングに来ている。

 

このキックコーチングで悪い点を修正した染山選手が、シーズンで高いキック成功率を出すことが出来れば、JAPAN ELITE KICKING の価値の高さが日本ラグビー界に浸透するだろう。

 

栗原 徹

君島氏のように、グランドの中でコーチングしてもらえれば成長も早いだろう。しかし、費用的に難しいというチーム・個人も少なくはない。しかし、キックスキルが学べるすばらしい教材が日本にはある。

 

元日本代表 栗原氏の「ラグビーキック上達練習法」だ。日本代表として347得点の記録を持つ。日本代表のスポットコーチも務めるため、プレーヤーとしてもコーチとしても豊富な経験を持つ。

 

君島氏と同じく、NTTコムでも活躍しており、互いにキックの重要性を説いている。JAPAN ELITE KICKING の提携アドバイザーとしても名を連ねている。

 

ラグビーキック上達練習法はこちら>>

 

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