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かつては日本選手権7連覇という偉業を成した古豪。往年のラグビーファンには知る人ぞ知る名選手達が数多く活躍したチームが、現在はプロ化が進み各チームが海外選手の獲得や育成プログラムを共有して日本ラグビー界全体のレベルが上がり、簡単に王者には返り咲けないシーズンを繰り返している。

 

しかし、神戸製鋼に集まる選手のポテンシャルは他チームも欲しがる人材ばかり。今回は、その神戸製鋼で今季注目のベテラン、新人、外国人選手をご紹介。

 

 

■機動力光る大型フッカー

HO 木津 武士 183cm 115kg

日本のフッカーの中でトップクラスの選手であり前回ワールドカップでも日本の躍進に貢献したパワーファイター。

 

元々はロックプレーしていたが東海大学3年時にフッカーへ挑戦。サイズもさる事ながら持ち前のパワーだけでなくロックやバックローで得た機動力が武器となり一気に成長。

 

そのまま大学ナンバーワンのフッカーにまで駆け上がった。木津選手の活躍は当時の日本代表監督の目に留まり、フッカーに挑戦した初年度からいきなり日本代表に招集。

 

幼い頃から中学まで相撲をしており、出身の大阪では敵なしで多くの相撲部屋や高校からオファーもあったそうだ。

 

相撲で鍛えた足腰のバランスやパワーが、現在のラグビーにおける源である事は間違いない。また、見た目もワイルドで大きな体格は存在感だけで圧力を感じる。

 

現在は日本に有能なフッカーが多く、日本代表への定着も簡単ではないフッカー事情だが、経験がありベテランと呼ばれる域に達している木津選手は神戸製鋼でも欠かせない存在となっている。日本代表への復帰も期待されている所だ。
↓木津選手 代表戦でのトライ

 

■南アフリカの怪鳥

LO アドリアス・ベッカー(南アフリカ) 208cm 118kg

 

トップリーグ最長身。元・南アフリカ代表選手であるベッカー選手は、今季で4年目。

 

低いタックル―が武器の日本人選手にとって彼の規格外の身体能力に翻弄されてきた。特にラインアウトなどのセットプレーでは彼を上回るジャンパーがトップリーグにいない事から無類の強さを誇っている。

 

また彼はロックだけでなくフランカーもプレー可能だ。現・南アフリカ代表監督のアリスター・クッツェーが神戸製鋼の監督に一時期だけ就任した時、ベッカーにフランカーを任せた。

 

彼にとって初めての経験だったがその戦略は的中し、神戸製鋼は過去と比べても隙の少ないチームに変貌。その雄姿が日本で見れる今こそ注目すべきなのである。
↓スーパーラグビーでのプレー集

 

■無限の可能性を持つ大型バックス

SO/CTB 山中 亮平 188cm 98kg

 

歴代最強クラスの東海大仰星で司令塔だった選手。進学した早稲田大学でも日本代表に選出され若くして将来を期待されてきた選手。

 

大きな体格から器用なパスや長距離のキックを繰り出し、攻撃センスも兼ね備えた選手だけあって学生時代にイングランドのクラブからオファーがあったほど。

 

神戸製鋼ではスタンドオフだけでなくセンターもこなし、日本代表では万能バックスとして活躍中。若手バックスが年々現れている中で日本代表にはまだ定着はできていないが、少ないチャンスにアピールをしているところだ。

 

代表に復帰できれば影響力を与えられると期待される選手の一人である。
↓タックルシーン

 

■小さな巨人

CTB 重 一生 170cm 88kg

 

上背はないが間違いなく注目選手。今季1年目のルーキーながら全試合に出場中。

 

特にトップリーグのフォワード相手にも当たり負けないフィジカルの強さは特筆すべき点である。

 

元々は全国高校大会の時から大会の主役として活躍した重選手。進学した帝京大学ではAチームのスタートに中々定着できなかったが、リザーブに甘んじながらも間違いなくチームの連覇に貢献していた。

 

彼自身、高校時代から鍛え上げてきたフィジカルの強さが売りでベンチプレス170kg以上を挙げスクワットも200kg挙げるなど、サイズの見劣りなど関係ないと思わせる力を秘めている。

 

まだ23歳だが、今後の日本代表へ挑戦する為に、神戸製鋼でまず結果を出さなければいけない。

2年後のワールドカップ出場を目指し更なる飛躍をする為に、残りの試合はまさに重要なアピールの時間でもある。
↓高校時代から抜群のラグビーセンス

■世界有数の万能バックス

CTB/WTB/FB アダム・アシュリー・クーパー(オーストラリア) 185cm 98kg

 

世界のラグビーファンなら誰もが彼の能力を認めているだろう。

 

そのランニングはキレがありステップは鋭角でタックルが捕らえ難く、パフォーマンスが落ちない安定感から鑑みると世界で彼ほどベストパフォーマンスが期待できる選手は数少ない。

 

母国オーストラリアの代表キャップは堂々の116。この経験は彼がいかに環境に応じて順応な選手だったが伺える。

 

彼の能力を欲して現オーストラリア代表監督のマイケル・チェイカがシドニーのワラタスを指揮していた時代に他チームからオファーしスーパーラグビー初優勝を導いた瞬間は今でも記憶に新しい。

 

神戸製鋼でも素晴らしいプレーに期待が膨らむ所だ。
↓レベルが違う!

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