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日大対関学大のアメフトの試合で日大の選手が行った超危険なレイトタックル。このぺージでは、あのタックルをやってしまった原因についてお伝えしたい。

 

また、当記事では「監督からの明確な指示」は無かったと推測し記事を作成している。

環境変化

やってしまった選手も、ここまで大ごとになるとは思っていなかっただろう。昔だと、「やりすぎだろ~」で終わっていたかもしれないタックルも、安全第一を考える現代スポーツにおいては完全にアウトなのだ。

 

フィールドの格闘技とも呼ばれる、ラグビーやアメフトなどの激しいスポーツにおいて”危険なプレー”は必ずセットで付いてくる。少し前のラグビー界においては、スタンピングが一般的に行われていた。

 

しかし、スタンピングにより顔や頭を踏まれ死者も出てしまい、現代のラグビーでスタンピングを行う選手がいれば、間違いなく追放される事になす。

 

また、スタンピングの他にもラックの中で殴る選手も存在した。過去には日本の社会人ラグビーの練習試合で顔面を投げられ選手生命を絶たれた選手もいる。
スタンピングが分からない人はこちらの動画を確認して欲しい。↓

 

今ほど、SNSや動画サイトが浸透していない2000年前半だったため、一切メディアに取り上げられる事もなかった。こにように、一般の方が見ると騒ぎ立てるようなプレーは氷山の一角に過ぎなかった。

 

しかし、時代は流れ、全てはインターネットに投稿される時代。

 

ラグビーにおいても、十分に起こりえる反則であるため、指導者は選手を鼓舞するのは良いが十分に注意を促して欲しい。

日大アメフトの反則の真因は?

ニュースでは、監督やコーチの指示でやったのか?それとも選手の判断でタックルをしたのか?賛否両論だが事実は、監督と選手、どちらの言い分もウソではないだろう。

 

とあるニュース記事では危険なタックルをした日大選手は監督の指示「やるなら出してやる」と言われたと語っているが、一方で日大側は否定している。

 

そもそも「やるなら出してやる」がふんわりしている。本当に監督が支持したのであれば、何をどうしろと言われたのか明確に答えて欲しい。

 

今一度タックルのプレーを見てみよう。

 

 

関学大QBの選手が、ボールを投げてから、1秒、2秒、3秒も経過しているのにタックルに入っている。

 

ラグビーで例えると、3秒あればスタンドオフ → センター → ウイングまでパスが回ったタイミングでスタンドオフがタックルされるようなものだ。

 

そんなプレーがラグビーの試合で起これば、マジであり得ない。一発退場は間違いないだろう。

 

もし、このプレーが監督の指示であれば、監督の指示は恐らく下記のような支持だ。

「いいか、プレッシャーを掛けろ!QBに激しく行け。パスした後でもいい。潰せ!」

 

スポーツ漫画の中で、弱いチームがこのような指示をする監督はよく見かけるが、本当にこのような指示を出すだろうか?

 

ご存じかもしれないが、日本大学は2017年度の大学日本一だ!。日本で一番強い大学が、このようなヒドイ指示を出すとは考えにくい。

 

もし仮に、タックルをした選手が、「パスを投げて3秒後でもタックルに入っていいですか?」と質問をしても「構わない!」と監督は指示しただろうか?

 

大学日本一に導く監督であれば、「それは危険な反則だ!」と指導していただろう。

監督の指示はコレ?

恐らく、監督が求めていたタックルは下記動画のようなタックルではないか。

 

お分かりになっただろうか?

QBがボールを放して1秒も経過していない微妙なタイミングでの激しいレイトヒットだ!

 

こんな激しいタックルをされたQBは次のプレーからタックルを意識してしまい、上手くプレーが出来なくなってしまうかもしれない。

 

そのような状況を監督は望んでいたはずではないだろうか。。

 

上記のプレーが、危険だ!あり得ない!と叩かれる事はないだろう。逆にナイスプレッシャーとディフェンスは褒められるプレーだ。

 

しかし、上記プレーを監督が支持したのであれば、下記の言葉は出てくる。

「激しいく行け」
「QBを潰せ」
「パスした後でも入れ」

 

指示されたのであれば、上記言葉通りに実践したことになる。

 

日大選手も同じような支持は受けていたと予想される。しかしその指示に「ボールを放して3秒後でもタックル入れ」という指示はないだろう。少し考えればダメなのは分かる。

 

しかしながら、今回の選手はイノシシのように狙いを定めタックルに入ってしまった。監督から干されていたというのも危険なタックルをしてしまった要因の1つだ。

 

頭が熱くなりすぎて「QBにタックル」「潰さないと試合に出れない」があのタックルを作り上げてしまった。

 

こんな極限の状況を作り上げた要因が指導陣だったのだるか。

 

気持ちは分かる。実際、ラグビーでも「レイト気味(少し遅れても)でもいいから入れ」と指示する指導者は存在する。

 

特に狙われるのは優秀なスクラムハーフだ。球さばきによりゲーム展開が変わるため、スクラムハーフがパスした後にタックルに入られる事は多い。

 

ただ、ほとんどの選手はパスした瞬間の事を言っていると理解している。。。つまり、際(きわ)での勝負だ。

 

しかし選手によっては、今回の日大選手のようなプレーをしてしまう選手も出てくる可能性もある。

 

例えば、ラグビーイングランド代表のコートニーローズをご存じだろうか。彼のタックルは非常に激しいがレイト気味の危険なタックルも多いのだ。下記の画像を確認して欲しい。

 

ナイスプレッシャーと評価するか、危険なプレーと評価するか、紙一重ではないだろうか。パスしたギリギリのタイミングではナイスプレッシャーと評価される事がほとんどだ。

 

このパスした直後を狙う選手がほとんどだが、選手の心境や相手のサインプレーによっては、ラグビーにおいても、日大アメフトのようなプレーが十分に起こりえる。

 

今回の危険なプレーをモデルケースとして、安全を考慮した仕組みづくり・人財育成を期待したい。今回の件がフィールドの格闘技で風化しないように。

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