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このぺージでは、長年に課題とされていた小学生低学年1.2年生のルール変更についてのご紹介したい。子供にスポーツをやらせたいけど「危険なスポーツは避けたい」とラグビーを候補から外していた方にも、今一度候補を見直す事になりそうだ。

時代遅れのルール

これまでも、日本でラグビーをする外国人選手からは、幼児・小学生低学年のタックル(コンタクト)有りのラグビールールについて「まだ、タックルさせてるのかよ。」「危ない!」「日本は遅れている」というような声が上がっていた。

 

というのも、ラグビー先進国のニュージーランドやオーストラリア、イングランドでは、小学校2年生までは、タックル無しのルールなのだ。イングランドに至っては、4年生からホールド、タックル有りのルールに変更するのは5年生からとなっている。

 

これは、安全性を考慮したルールとなっている。特に脳震盪の問題が取り上げられており、幼児や低学年は受傷後に自分の状況を正しく伝える事が難しく、症状を正確に判断する事が困難なのだ。

 

しかも、幼児や1年生の中では、運動神経が発達している子、体が大きい子と小さい子では、大人以上に差がある場合もあり、コンタクトは体が発達していない子供にとって危険なルールとなっている。

幼児・小学生低学年のルールはどう変わる。

平成30年より幼児・小学生低学年のラグビールールはタグ・ラグビーでのルールとなる。

タグラグビーを知らない人はこちら↓

 

タグラグビーは元日本代表の大八木敦氏が世に広めた、子供でも女性でもラグビーを楽しめるスポーツ。近年は小学校の部活動でも導入され全国大会も開かれている。

 

基本的に、パスとステップのみでトライを取りに行き、ディフェンスは相手のタグを取るだけでコンタクトは発生しない。稀に相手選手と”ぶつかってしまう”事はあるが、狙ってのコンタクトプレーはない。

 

このタグラグビー導入により色々なメリットが出てくる。

タグラグビー導入によるメリット

タグラグビー導入により以下のメリットが見えてくる。

◆ラグビー練習参加者の増加

「無理無理、子供にタックルなんてさせたくない!」というママが日本中には大勢いる。そのため、サッカーや野球人口と比べラグビーのチーム数は少なく、もちろん人口も少ない。

 

これは、日本だけの問題ではなくラグビー強豪国のニュージーランドでも近年問題視されている。それは、サッカー人気が熱く、ラグビー人口を上回ってきているのだ。

 

世界一の国でも、人口が少ないともなれば、世界の第3位にも入れない日本のラグビー人口は比較にならないだろう。そのため、世界各国の強豪国も危機感を持ち、子供が安全にラグビーを楽しめる環境づくりに取り組んでいるのだ。

 

日本でもコンタクトプレーに恐怖心を抱くプレーヤーや保護者も多くいる中で、如何にラグビーという楽しいスポーツを理解してもらえるかは、このタグラグビー化は大きなターニングポイントになる。

◆ハンドスキルとランニングスキルの向上

ラグビーは、当たって、相手をふっ飛ばして、前に進んでゲインしトライを取りに行くのが見所の1つでもあるが、タグラグビーはコンタクトプレーがないため、ハンドリングスキルに重点が置かれる。

 

全てのプレイヤーがボールを持ってパスをしパスを受ける。レベルが高いチームになると試合に出場する選手全員が、ハイレベルなパススキルを要求されるようになる。

 

また、ランニングスキル向上も期待されている。相手に捕まらないように必死にステップを切り逃げる子供達はコンタクトプレーでは見れないランニングスピードでグランドを駆け抜ける。

 

体格に左右されず、ハンドリングスキルとランニングスキルでラグビーの攻防を楽しみ、上達していく子供達が楽しみだ。

◆タグラグビー出身者は上手い!

近年、タグラグビーのチーム数は日本全国で増加傾向にある。小学校の体育の授業でタグラグビーを教えている事を知らない親も多いだろう。

 

昔のように、ドッジボールやサッカー、バスケットだけではない。タグラグビーを教えている。それもあってか、小学校でタグラグビーのチームを持つ小学校も存在する。

 

毎年、サントリーが主催する全国小学生タグラグビー選手権大会が開かれており、各地で勝ち抜いたチームが優勝をかけて争っているのだ。

 

そして、全国に出場するようなチームの選手たちは、ハンドリングスキルとランニングスキルが抜群に良い!そのため、小学校はタグラグビー、中学校からラグビーに参戦する子も多いのだ。

 

さすがに、コンタクトプレーは弱いが、ハンドリングスキルはピカイチ。少し筋肉がつけば即戦力となる。

 

例えば、小学校で強いとのが東京都八王子市の七国小学校だ。厳しい練習に耐えた選手達は抜群のハンドリングスキルとランニングスキルを持っており、地元の八王子ラグビースクールに入る選手もいる。

 

はやり、アタックではゲームメーカーとしてチームの中でも無くてはならない存在であり、日本ラグビーのレベルアップにも繋がる事が期待されている。

 

次世代のラグビーは相手に捕まらずに前に出る事が重要視される。

 

 

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