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2019年は初めて日本で開催されるラグビー・ワールド・カップ「以下RWC」の年。というわけで今注目を集めているラグビーだが、ラグビー熱上昇に伴い「サンウルブズ」の2月16日からのシーズン・インの話題も盛り上がっている。

 

しかしながらラグビーワールドカップの認知度(68.3%/19年1月時点)がまだまだ低い中、「そもそも『サンウルブズ』ってどういうチームなの?」という疑問をお持ちの方も多いだろ。

 

また、少しラグビーをご覧の方なら、「この選手は暮れや正月に、日本のチームでプレーしていなかったっけ?」「この選手は確かオール・ブラックスだったよな。」とか、いろんな疑問を感じているかもしれない。

そこでこのページでは「サンウルブズ」について少し解説したい。もっとも単純に言えば、ラグビーの国際大会「スーパーラグビー(以下SR)」に2016年より参加している日本チームで、人材派遣会社「ヒト・コミュニケーションズ」がオフィシャルチームスポンサーであり、正式名称は「ヒト・コミュニケーションズサンウルブズ(HITO Communication SUNWOLVES)」だ。

 

しかしこれだけではあまりに情報量が少なくて、「ふ~ん。」という感じになってしまうだけだろう。もう少し掘り下げてみよう。

スーパーラグビーの歴史

まず「SR」だが、語ればかなり長くなるためここでは、基本的なことを説明する。これはラグビー選手のプロ化に伴い1996年より「スーパー12(トゥエルブ)」として発足し、南半球のニュージーランド(以下NZ)、オーストラリア(同AR)南アフリカ(同SA)の各国でカンファレンス(連盟)を構成し12チームでチャンピオンシップを争ったのが最初となる。

 

2011年より名称を「SR」と改め、2016年度よりは参加チームが18となり現在に至る。プロ化にあたり、ガチガチの試合運び(国代表チーム同士の戦い=テストマッチではその傾向が見られます。)ではなく、

 

 

観客に「見せる・魅せるラグビー」を基本コンセプトとして、試合の勝ち点へのボーナスポイントのルール等にもより、積極的な球回しや、ハッとする小技、そして鍛え抜かれたハードなプレーでスペクトラムなプレーが繰り広げられている。そして各リーグ戦の上位8チームがファイナルシリーズに進出し、プレーオフトーナメントを行い最強を決める。

スーパーラグビーに日本チーム参加

2016年に参加チームが18に拡大するのにあたり、今年度のRWC日本大会に向けた日本代表チームや、候補選手のレベルアップを目標としてSRにSAカンファレンス第2組のリーグ戦に加わることとなった。

 

「第2の日本代表チーム」の位置づけになり、体格に勝り、当たりの強い国外強豪チームの感触を常時感じて、経験値を上げる事がチームの底上げにつながり、さらにSRの開催時期は2月から6・7月の日程で、日本国内では公式大会の無い、いわゆるオフシーズンに当たるため、国内チームのからの参加も可能となるわけだ。(もちろん選手が強化されることは、自チームのためにもなる。)参加選手は現在43名で、正確にはスコッド(候補選手)と呼ばれる。

 

1シーズン15試合のリーグ戦を行い、ホームグラウンドは日本の秩父宮ラグビー場と、シンガポールのナショナルスタジアムで、今シーズンは日本で6試合、シンガポールで2試合行う。

ジャージはホームジャージ(1stジャージ)が赤を基調とし、オルタネイトジャージ(2stジャージ)が黒を基調としている。

 

ちなみにジャージの正面に「ヒト・コミュニケーションズ」のカタカナのロゴが入りますが、対戦相手のチームから見ると大変エキゾチックに映るでしょうね。「何語だ?」と疑問に思うだけかもしれないが、、。

統率者

昨シーズンのヘッドコーチ(以下HC)は、日本代表チームHCのジェイミー・ジョセフ氏が、日本代表との戦法・意識等の連携をとるために兼任でしたが、今シーズンのHCはパナソニックのHCであるトニー・ブラウン氏。


ソース:ヤフー
元NZ代表=オール・ブラックスの選手で現役時代も広い視野と読み、そして何と言っても体を張ったタックルが特徴的でした。パナソニックを率いて常勝軍団とした指導者としての能力に期待する。(余談だがジェイミー・ジョセフ氏は、日本のあるお笑い芸人に似ているという事で、少し話題になっている。)

 

サンウルブズの名はどうやって決まった?

そして「サンウルブズ」のチーム名称だが、一般公募の結果、「日出ずる国」である日本を象徴する太陽と、小さい体ながら統率された群れとなって、大きい敵に向かって行くオオカミたちを組み合わせたもので、チームを表す名称として、大変精悍な感じがする。

 

ゲームのキックオフの時には、サポーター達からオオカミの「Woo!」という(上手く表現出来ないので、スタジアムで確認を。)雄叫びが起こる。これが選手達を大変奮い立たせ、スタンドと一体化するのだろう。

 

そしてサンウルブズの成長の証しとして、数字的に言うと加入初年度は1勝、2017年度は2勝、そして昨シーズンは3勝と確実に勝利数が増えている。

 

さて、今シーズンはというところだが、今年は日本でのRWC開催のため、数多くの合宿召集や、プロテクトされた選手の関係で、序盤は外国人選手(日本代表ではない選手)の多いチーム編成となりそうだ。

 

また、徐々に日本代表選手や候補選手が加わっていくはず。一回り成長したオオカミたちが、次々に勝利を挙げてくれる事を期待する。是非皆さんもスタジアムに足を運んで、一緒にオオカミの雄叫びを上げよう!!

 

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