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ラグビーの試合を見ていると色んな所にテーピングが巻かれてあって気になりますよね。「怪我しているから??」「でも皆同じ所にテーピングしているけど。。。」なんて疑問が絶えないでしょう。

 

このページでは、気になるラグビー選手のテーピングについて紹介します。

 

頭のテーピング

まずは一番目に入る頭にぐるぐる巻きのテーピングです。「頭を怪我しているの?」と思ってしまいますが、このテーピングを巻く理由の殆どが、耳を守るためです。

1番目の理由:耳を守る

この耳を守るためのテーピングは、ポジションによって異なります。線番号9番~15番バックスの選手が巻いている事はあまり見る事はないでしょう。まず、一番多く見かけるのが背番号4番、5番のロックの選手ではないでしょうか。

 

ロックの選手が巻いているテーピングは、スクラムを組む時に耳が邪魔になって痛いからです。

 

想像してみて下さい。スクラム2列目のロックの選手なんて、スクラム1列目の大きなお尻に挟まれるですよ。挟まられるというよりかは、締め付けられるイメージです。あの大きなお尻に締め付けられるのです。

耳を守るガードにはヘッドキャップがありますが、ヘッドキャプだとお尻に挟まれた時に変な方向に動いたりしてしまうのです。目が隠れてしまう時もあります。一番ネックなのは、ラインアウトのサインが聞こえにくいという点です。

 

もちろん、”餃子耳”になるのが嫌!という選手もいます。

 

そして、スクラム3列目の背番号7番、8番の選手にもテーピングを巻いている選手もいますね。この3人の選手の能力はタックルが凄い!という点です。

 

なので、試合中は”バシバシッ”タックルに入ります。その為、変なタックルの入り方をしてしまうと耳がちぎれそうになってしまうのです。顔の向きを前にして、真っすぐと入る事が出来ればいいのですが、顔を下にした状態でタックルにはいると耳が折曲がりちぎれそうになります。

ソース:ラグビーリパプリック

 

ワールドカップ2015年、2019年とオーストラリア代表のフランカーとしてチームを牽引したデイビット・ポーコックもしっかり耳をガードしています。

 

ポーコックのタックルの威力は600kgニュートンという調査結果が出ております。この威力のタックルだと耳にがちぎれるのも想像出来てしまいますね。

 

600kgニュートンとの凄さが伝わらない人の為に・・・W杯2大会連続優勝を誇るニュージーランドのキャプテン キアランリードの2倍弱の威力です。


デイビット・ポーコック

 

2番目の理由:怪我

頭にテーピングを巻くもう1つの理由が怪我(耳以外)です。頭と頭のバッティングやスパイクのポイントが当たってして目の上をカットしてしまったたり、おでこ、または頭部が切れてしまう事があります。

 

もちろん病院へ行き、切れた部分を縫う必要がありますが、縫ったからといって試合を休む事はありません。、安静にしておくのが普通ですがラグビー選手は試合に出場します。テーピングを頭に巻いて。

 

厄介なのが、目のカット部分にテーピングする場合、試合中だんだんテーピングが落ちてきて前が見えなくなってしまう事です。

3番目の理由:ルーティン

特に耳が痛いわけでもなく、タックルに行くときに耳の怪我を気にしている理由でもなく、「とりあえず、試合の時は巻く」という選手もいます。一種のルーティンです。ゲン担ぎとも言うかもしれません。

 

ある日の試合で、テーピングを巻いて試合に出たら、「スクラムが押せた!」「とても活躍出来た」という選手は、ラッキーアイテムとしてテーピングを頭に巻いています。

足に巻くテーピングについて

続いて足に巻くテーピングについても紹介しておきましょう。
基本的に白いテーピングの上にはテーピングが取れないようにビニールテープを巻きます。このビニールテープはチームカラーに合わせて選ぶ事が多いです。

 

足に巻くビニールテープのカラーでどこの国代表なのか、ある程度絞れます。

オールブラックだと黒、

 

日本代表だと赤、

 

アルゼンチンだと水色、

 

といったように、ビニールテープのカラーでどこの国代表なのか、ある程度絞れるのです。

この足に巻くテーピングは、大きく2つの理由があります。「高くジャンプしたい!」か「足を補強したい!」のどちらかです。

高くジャンプしたい

ラグビーの試合でジャンプする時は、キックしたボールをキャッチする時とラインアウトの時のどちらかです。試合開始のキックオフではボールをワンバウンドさせるドロップキックや高くボールを蹴り上げるハイパインとキックを蹴られた際、選手は高くジャンプしボールをキャッチします。

 

しかし、このプレーではテーピングが意味を成す事は基本的にはありません。


ソース:スポーツニュース

 

テーピングが意味を成す時は、ラインアウトの時です。ラインアウトは、ボールがタッチの外に出た時の試合再開の方法として行います。その時の戦術により、並ぶ人数も変わってきますが大抵は1人はボールを投げる人、7人が並びボールをキャッチします。


ソース

 

ジャンプをする人は、背番号2番、4番のロックの他、6番か7番か8番の選手がジャンプします。基本的には3名をジャンパーとして配置させます。

 

前から2番目、4番目、6番目に並んでいる選手がジャンプする選手です。ジャンプをする際、両サイドの選手がジャンプする選手をリフトUP出来ます。

 

その際、リフトする選手の指がかかって持ち上げやすいように太ももにテーピングを巻くのです。日本代表の選手も巻いてますよね。↓


ソース

 

このラインアウト、最高到達点は高い選手で5mととても高いです。一般のファンの方もこの高さを経験したい人がいるでしょう。イベント会場などでは、ラインアウトジャンプを経験出来るブースもあるので、是非お勧めします。


ソース

足を補強したい!

最後に、怪我の補強の為に足に巻いているテーピングについて紹介します。ラグビー選手の中には、膝に爆弾を抱えている選手がたくさんいます。

 

爆弾とは、過去にやってしまった大きな怪我が原因で、次に同じ場所を怪我してしまうと”アウト”というような怪我です。前十字靭帯断裂※を経験する選手も少なくはありません。

 

ただ、靱帯断裂ような大きな怪我は、手術をしてしっかりと治すのでテーピングの補強を行わない選手もいます。テーピングの補強を必ず行うのは、断裂まではいかないものの、靱帯を軽く損傷しているケースです。

 

この選手は、靱帯が緩くなっているため、膝がグラグラ動きます。なのでしっかりと固定してあげる必要があります。練習でも試合でも毎回テーピングを使用するので、一番チームの経費を使う選手かもしれませんね。

 

以上ラグビー選手が巻きまくっているテーピングについてでした。それでは、ラグビー観戦を楽しんでください。

 

※2019年W杯前では、オールブラックスのダミアン・マッケンジーが靱帯の怪我をしてしまいました。ニュージーランド中がショックを受けたニュースでしたね。もし、日本に来て入れば、空前のマッケンジーブームが起きていたかもしれません。

 

世界のラグビーを見ても彼以上にボールを持って前に走れる選手はいないでしょう。それほど、オールブラックスに与えた影響は非常に大きいものでした。
◆damian mckenzie

 

 

 

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