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このページはラグビーをあまりご存じでない方向けの記事となります。
トップリーグやワールドカップを見ているとよくキックするプレーをよく見ると思います。

 

そんな時こんな疑問を持ったことありませんか?
「えっ、なんで今キックするの?」
「キック使いすぎやろ」
ラグビーの試合を見ていると一度は疑問に思ったことがあると思います。プロの選手がキックを多用する=それだけキックが重要ということです。

相手の反則でペナルティーを得た時、いくつかの選択肢があります。
”スクラム”を選択するか、”タップキック”し攻めていくのか、”ペナルティーゴール(3点)”を狙うか、”タッチの外にキックで蹴りだす”かの4つです。
ペナルティーからタッチの外に蹴りだすとマイボールラインアウトとなります。

通常、自陣ゴール前ではキックを利用します。なぜなら、自陣からボールを回して攻めるのはリスクが大きいからです。

もっと簡単に言うならば自陣から攻めてトライするのと相手陣に入ってからボールを回してトライするのでは、もちろん相手陣から攻めてトライする方が簡単だからです。

 

つまり、常に相手陣でプレーすることはトライを狙いやすいうえ、トライされにくいと言うことなんです。皆さんが見てきた試合を思い出してみて下さい。
自陣なのに無理にボールを回して敵に取られピンチになった試合を見たことはございませんか?

自陣からの攻めは、マイボールに継続出来る代わりにリスクが大きいのです。

ラグビーのトライに繋がるプレーが多いのは相手にボールを取られた時、攻めから守りに変わる時チャンスでもあり最大のピンチなんです。

またキックを利用するメリットはまだまだあります。れは単純に楽に試合展開ができることです。

 

自陣からの攻めはフェーズを何回も重ねないといけません。
(ボールを持って走る⇒タックルされるを何回も繰り返します)
フェーズを重ねるとどうなるでしょう。

 

毎回できるタックルポイントに入りボールを確保するFWの選手は大変です。では20フェーズも重ねてしまうと選手はどうなるでしょう。

疲れますよね?試合中にスタミナ切れになります。FWの選手ががスタミナ切れをするとフェーズ毎のポイントに寄る選手が少なくなり、ボールを取られます。

 

そうするとBKの選手も困ります。この負のループによりチームの雰囲気は悪くなり自滅してしまいます。

 

では逆にキックを利用すれば相手陣からの攻めによりフェーズ数は少なくなりますしFWの選手も楽です。更に相手がノックオンなど自滅する可能性があります。

そしてペナルティを得たときにキックを利用すると相手陣からマイボールラインアウトからスタートできます。
これらの理由からペナルティを得た際はキックを利用する方が楽に敵陣に入り試合をする事が出来ます。

ではペナルティも得る事が出来ず、自陣で攻めきれずにいたとするとどうでしょう。このまま攻めるのか。キックするのか。

 

キックを選ぶ方が多いのではないでしょうか。

先程説明したキックの利点はペナルティを得た時以外に自陣でプレーするときにも当てはまります。ここで重要なのが自陣のどこでプレーしているのかです。

自陣22m以内であれば直接タッチラインをめがけてキックすれば問題ないのですが、自陣22m外で直接タッチラインを目掛けてキックしタッチラインに出るとダイレクトタッチになります。

 

ダイレクトタッチになるとキックした場所から敵ボールラインアウトになります。オンプレー中でのキックを利用する場合はこのダイレクトタッチに気をつけないといけません。

 

また適当にキックを多用するのも注意です。しっかり状況を見て的確にキックすることが重要です。適当にキックを利用すると逆にピンチにつながります。

 

先ほど言ったとおり攻めから守りに変わる時はピンチでもありチャンスです。ただ相手にボール渡すようなキックではピンチになるだけです。

チャンスにするためのキックはしっかり状況を見て、スペースが空いているところにキックする。つまり、キッカーはキック精度を上げる必要があります。

キッカーのキック精度で勝敗を左右すると言っても過言ではないです。

 

日本代表では、田村。オールブラックスではモモンガ、オーストラリアではバーナードフォーリーとキック精度抜群のスタンドオフが強いチームには必ず存在します。

 

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