このページでは、オフロードパスの練習方法を紹介したい。
オフロードパスは、50/50(フィフティーフィフティー)パスとも呼ばれ、日本ラグビーではダメなプレーとしてあまり見る事が無いプレーだった。
しかし、しかし、2019年ワールドカップでの日本代表 リーグ戦4連勝となった勝因の1つが、このオフロードパス。
真似してオフロードパスを練習したくなった選手も多いだろう。記憶に残るトライはやはり稲垣選手がポール下中央にトライしたプレーではないだろうか。
それでは、練習方法を見て行こう。
オフロードパスの練習方法
やはり、オフロードパスといったら片手でパスだ!オフロードパスの大名手 元オールブラックスのセンター ソニー・ビルのプレーを見たことはあるだろう。
トップスピードで突破してくると思いきやオフロードパスで味方のトライをアシストするお洒落加減が溜まらない。
1.ボールと友達になる。
キャプテン翼でボールと友達という言葉があったが、ラグビーにおいても、ボールと友達になれなければオフロードパスは難しいかもしれない。
もし下記動画のハンドリングスキルが困難な状態であれば、まずはボールと友達になる事から始めよう。
2.肩手でパス
肩てで投げるようになるには、まず片手で投げることに慣れて行こう。練習は至ってシンプル。両手でボールを持ち片手でパスを放る。
意識してほしいのは、パスを放る味方がいる逆の手で放る事。簡単な練習を簡単にこなすだけだ。
慣れてきたら次は、見方がいる方の手でパスをしてみよう。バックグリップの形となる。
バックパスにも慣れたら、敵ステップでをかわしながらのパスを意識して練習してみよう。
この練習ではオフロードパスの基礎の基礎のスキルをUPする事が出来る。
3.片手で相手を押さえる
片手でのオフロードパスの質を磨く練習として、3人での練習を紹介したい。とてもシンプルな練習だが、パスの精度も体の使い方もレベルアップが図れる練習だ。
スペースも使わずに出来るため、広いグランドでなくても練習が出来る。
4.ベーシックは両手
上記のトレーニングでは、肩で手で放るトレーニングを紹介したが、オフロードパスのベーシックは両手でパスだという事も意識しておきたい。
タックルされた後のパスは両手で放る事になるだろう。タックルされて直ぐパスをして味方に繋げぐ事が出来れば絶好のチャンスが生まれることも少なくない。
5.オフロードパス タッチフット
オフロードパスのスキルを磨き、全員のパススキルが上達すれば、オフロードパスのみのタッチフットをやってみよう。全員が片手にボールを持った状態でタッチフットを行うのだ。
ボールを持っている選手は両手で持つことになる。肩手でボールを受け取り、片手でパスするのだ。 速い展開の中で肩手に慣れてしまえば、試合中もオフロードパスでミスする事も減るだとろう。