南アフリカの代表するバックス アンドレ・スナイマン(187cm 100kg)をについて紹介する。
2000年代のラグビープレイヤーはトライをしても喜ばないプレイヤーがほとんどだが、自陣からごぼう抜きして観客が騒ぎ立てるようなトライをしてもガッツポーズすらしない。
ザ・無表情!で超クール!
アンドレ・スナイマンはそんなプレイヤーでセンター、ウイングをこなす。
現スーパーラグビーのチームでは、ブルズ、シャークスで活躍した選手。負傷と政治問題が原因で、ワールドカップでの活躍は見る事ができなかったが、フィジカルも強く、ウイング並みのスピードとハンドリングスキルを持った超ハイスペックプレーヤー。
2012年から、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチンの4か国で「ザ・チャンピオンシップ」としてリーグ戦を行っているが、2011年までは「try-Nations」としてアルゼンチンを除く3チームでの戦いだった。
ほぼ、ニュージーランドが優勝している大会だが1998年、2004年、2009年は南アフリカが優勝している。
1998年の優勝に貢献したのが、アンドレ・スナイマン。そして、「try-Nations」の優勝を含み南アフリカ史上歴史に残る17戦無敗の記録を残している。
引退後、グランデール・ラブターズを4年間指揮し、その後はプロラグビーコーチとして若手の育成に励んでいる。