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ラグビー ニュージーランド代表 ボーデン・バレットが語ったオールブラックス強さの秘密

このページでは、2011年、2015年とワールドカップを連覇したオールブラックスの強さの秘密について紹介したい。オールブラックスと言えば、他のラグビー強豪国に唯一勝ち越している最強チーム。

人口450万人のニュージーランドから、なぜ世界一のチームが生まれたのかラグビーファンならだれもが興味があるだろう。

BS1の「ワールドカップ開幕直前!ラグビーを100倍楽しもうSP」でオールブラックスの選手がコメントしていた内容が非常に印象に残るコメントだったため紹介したい。

というか、あの番組を制作したBS1さんは神だ。近年の日本のラグビー番組であのレベルは見たことない。とても内容が濃い番組だった。

オールブラックスの選手で登場したのは、15年優勝で代表引退したメンバーのダン・カーター、リッチー・マコー、そして2019年メンバーのボーデン・バレット。

ボーデン・バレットは、今ではほとんどの方がご存じだろう。舘ひろしも憧れる世界最高のプレイヤーだ。足が早く、研ぎ澄まされた判断能力と見方を活かすプレーで2年連続の世界最優秀選手に選ばれている。

↓ボーデン・バレットのスピード

 

記者の質問に対して、ボーデンバレットがどのような回答をしたのか紹介したい。

記者質問1:オールブラックスの強さの秘密は?

「私たちオールブラックスはお互いを尊重し創造的なプレーを楽しんでします。ミスは恐れません。他のチームならやらないようなプレーを私たちは進んで選択しているのです。」

 

どいこかで聞いた事があるような。。。エディーさんも、ジョセフさんも同じような事を言っている。

 

恐らく、他にチームがやらないプレーとは、想定外のプレーを言っているのだろう。日本が狙いとするアンストラクチャーを作り出す攻撃やディフェンスも同じと言って良いと考える。ジェミー・ショセフヘッドコーチも 日本代表をリスクを恐れないチームに育て上げた。

ワールドカップでは敵、そして観客の度肝を抜いてくれるはずだ。キックやオフロードパスを多用し敵のゲインラインを越えるプレーを見せてくれる。

記者質問2:あっうんの呼吸をどう実現しているのか?

「どう攻めるか その判断はチームメートからの情報に頼るところが大きいです。彼らは相手の守備の生じる隙をみつけいつも私に教えてくれます。仲間との意思疎通がとても大切です」

やはり、強いチームは仲間との必死のコミュニケーションの上、成り立っているに違いない。飛びぬけて上手いプレイヤーが1人や2人いるだけでは試合に勝つのは難しいのだ。

自分が伝えたい事ばかりではなく、仲間の選手が伝えたい事を聞くスキルも想定外のプレーを作り出すうえでとても重要なのだ

記者質問3:いつも正しい判断を即座に下している。どうしたらそれが出来る?

「その質問はまずいな!それは戦術に関わる質問だ!」

記者がナイスな質問をした直後に、オールブラックス側のスタッフからストップが入った。ボーデン・バレットもこの質問に対し、「答えたらワールドカップに出られなくってしまう」とコメントした。

非常に気になる情報だが、2つ目の質問である”あっうんの呼吸”に対する回答を踏まえると、バレットの判断より周りの選手の声が重要になってくるのだろう。

そすて、世界最優秀選手に3回選出されたレジェンド達もオールブラックスの強さについて以下のコメントをした。

ダン・カーター

「私たちは経験を重ね自分の個性に磨きをかけています。それを、コーチ陣も後押ししてくれので個性を出してはいけないなど思ったこともない。

ワールドカップで優勝する事はとても難しい。しかしオールブラックスは新たな歴史を築き、誰も成し遂げなかったことを実現する事が大好きなんです。」

リッチー・マコー

「個性を受け入れる柔軟性がオールブラックスというチームにはある。ニュージーランドでは多様な文化が共存している。先住民族のマオリ族 ヨーロッパ系の人たちが尊重しあっている。 

ラグビーでもそれぞれの体格やスピードなど、個性や持ち味を生かす事が重要だ。「このようなプレーしなさい」と言われたらとても窮屈です。子供達は遊びながら自分のラグビーを間隔的に身につけるのです。

私たちの強みは、子供の頃からそうやってラグビーを楽しんできたこと。その子供達のほとんどが将来オールブラックスを夢見ている。」

日本の少年ラグビー

日本の少年ラグビーを見てみると、間違いなく「こうしなさい!」でプレーさせられている少年が殆どだ。特に強くなればなるほど、そのような指導を行うコーチ陣が多いように見受けられる。

たとえ、日本で№1になったとしても井の中の蛙、世界レベルで考えると、指導方針を変えないといけないのだろう。「子供達に考えさせて個性を伸ばす」指導が出来れば、南半球と互角に戦えるラガーマンがたくさん育っていくのかもしれない。

いいコーチがいないと良い選手が育たない!これがニュージーランドラグビーの考え方だ。

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