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ラグビーQ&A ルール

ラグビー タックルでおきる反則・ルールを徹底解説!

初めてのラグビー観戦、どうでしたか?ボールを手に走り回る選手たち、スピード感あふれるプレイ、そしてあの力強い「タックル」。あれはいったい何なのでしょうか?

その強烈なタックルのルールは?ラグビーは規則が複雑で一見理解しにくいかもしれませんが、その魅力を知れば、きっとあなたもラグビーの虜になることでしょう。

今回は、ラグビーの基本的なルールである「タックル」に焦点を当て、その魅力を詳しく解説します。

また、試合をより楽しく理解するための観戦のコツもお伝えします。ラグビーの世界を一緒に深掘りしていきましょう。

1章: 「ラグビーの魅力とその基本:タックルとは何か?」

フランカー タックル

プレイヤーたちが体をぶつけ合う「タックル」のシーン。しかし、その見た目の強さの裏には、緻密なルールが存在します。

ここでは、タックルはラグビーのドラマを生む重要なプレイなのか、初めてのラグビー観戦者も深く理解できるよう解説していきましょう。

「初めてのラグビー観戦!スポーツの新たな世界へようこそ」

初めてのラグビー観戦、心臓がバクバクしていますか?それもそのはず、あのフィールドに広がる壮大な戦いは、どのスポーツとも一線を画すエキサイティングな世界が広がっています。

ラグビーは、15人(または7人)が一丸となってボールをゴールラインまで運び込むスポーツ。サッカーに似ていると思われがちですが、逆にラグビーではボールを前方にパスすることはできません。

ココがポイント

だからこそ、相手をかわすテクニックや、体を張ったプレイが求められるのです。

そして、そのプレイの中でも特に目を引くのが、「タックル」です。タックルとは、手や腕を使って相手選手を倒す行為。しかし、それがただ闘争心だけで行われるものではありません。緻密なルールによって支えられているのです。

ラグビーの試合では、ボールを持っている選手が相手選手からタックルを受けることで、プレイの展開が大きく変わります。強力なタックルを受けてボールを落としてしまうと、そのボールは相手チームのものになる可能性があるからです。

つまり、タックルは試合の流れを決定付ける重要な要素なのです。

また、タックルは観客にとっても興奮の一因です。選手たちが全力でぶつかり合う様子は、まさに力と勇気の象徴。

その一方で、タックルが成功するかどうか、どの選手がタックルを行うかなどは、戦略や判断力、技術力に左右されます。だからこそ、ラグビーは単に力強いスポーツだけでなく、知識と洞察力を要するスポーツでもあるのです。

「タックルの基本:ラグビーのドラマを生む重要なプレイ」

タックルとは、ラグビーにおける最も重要なプレイの一つであり、試合の流れを大きく左右します。そして、そのタックルはラグビーのドラマを生み出す要素でもあります。その理由を具体的に解説していきましょう。

タックルとは、要は相手選手を倒す行為のこと。ただし、これがただの力任せではなく、一定のルールがあるのがラグビーの特徴です。

さらに詳しく

例えば、首や頭へのタックルは禁止されています。また、タックルしたプレイヤーはすぐに相手から離れなければならず、これを怠るとペナルティとなります。

タックルの結果、ボールを持っていた選手がボールを失うと、その瞬間から攻守が入れ替わり、ゲームの流れが一変します。これが、タックルが試合をドラマチックにする要因の一つです。

もう一つの要因は、タックルが求める選手のスキルとメンタルです。タックルは単に力強さだけではなく、タイミング、角度、技術が必要とされます。

タックルを行う選手は、いつ、どこで、どのように相手に接触するかを瞬時に決定しなければなりません。その瞬間瞬間の判断が、観客にとっても楽しみの一つとなっています。

つまり、タックルは試合の流れを大きく左右するだけでなく、選手たちの技術や勇気、そして瞬時の判断力を求めるプレイであり、その全てが試合のドラマを生むのです。

そのタックルのシーンを見ることで、ラグビーの奥深さや魅力を更に感じることができるでしょう。

2章: 「ラグビーのルール深掘り:タックル時の反則」

タックル時の反則を深掘りします。正しいタックルの方法から、避けるべき反則、そして観戦のコツまで、ラグビーのタックルのルールを詳しく解説していきます。これを身につければ、あなたもラグビーの醍醐味を十分に味わうことができるでしょう。

ラグビーの試合において、観客席から「うぉー!」と聞こえるときがあります。

おおおおっ!

鋭いステップで相手を交わした時、トライをする瞬間、ボールを持った選手が相手選手を弾き飛ばした時など、色々あります。

観客席からドヨメキが起こる1つが、タックルが決まった時です。タックルといっても、ただ相手を倒すだけではありません、相手がボールを前に落としてしまうくらいの激しいタックルが決まった時です。

ココがポイント

相手ボールがマイボールになるような激しいタックルはアタックル※とも言われます。

チームの中でも限られた選手しか出来ないです。(※アタックル=アタックに繋がるタックル)

相手選手が止まっていて、更に相手選手が見えない所から激しいタックルに入る事はどんな選手でも出来ますが、前からトップスピードで走ってきた大きな選手を止め、前に押し戻すタックルは、勇敢なタックラーです。

例えば、下記動画のようなタックルです。↓

激しいですよね。2019年ワールドカップでも熱いタックルが何本も出ています。日本代表のキャプテン リーチ・マイケル選手が見せたアイルランド戦でのタックルもチームの志気を高め勝利へと導びいてくれました。

流れを変える5本のタックルはトライ1つよりも価値があると言われています。「1つのトライよりも5本のアタックル」という言葉もあるくらいです。

ラグビーが紳士のスポーツと言われるのも、タックルで体を張る自己犠牲の精神があります。

では、そのタックルにおける反則(ルール)を見ていきましょう。以下の3つの反則を押さえておけば、試合中に「えっ何?なんの反則?」となる回数も減るはずです。

「ラグビーのタックルの正しい方法:ルールに沿ったプレイを理解する」

①タックルは肩より下。

 

タックルは必ず、肩より下に入らなければいけません。もし、肩より上にタックルに入つてしまうと「ハイタックル」の反則と取られます。しかもこの「ハイタックル」、近年のルールでは非常に厳しく見られます。

下にタックルに入っても、相手がタックルより低く当たってきた場合にクビに腕が回ってしまう事があります。全くワザとではなくても反則を取られてしまいます。しかも、一発シンビン(10分間退場のイエローカード)も珍しくはありません。

もし、明らかに肩より上の高さでタックルに入った場合は、一発退場も普通にあります。2019年W杯 アルゼンチン対イングランドのテイア1どうしの大事な一戦でも一発退場(レッドカード)が出ております。

大事な一戦で1人退場は本当に残念でした。14人となったアルゼンチンは善戦はしたものの、39-10で敗れています。

②タックルはしっかりバインドをする。

2つ目の反則で知っておきたいのは、「ノーバインド」という反則です。その名の通り、相手をしっかりバインドしないと危険なプレーとして反則を取られてしまいます。多いのが肩だけをぶつけにいくショルダーチャージです。

「しっかりバインド」とは、下記の画像のような形です。手で相手に後ろ側をバインドする必要があります。

ハイタックルはワザじゃない場合が多いのに対し、このノーバインドは明らかにワザとなので、非常にたちが悪い反則です。紳士のスポーツとしては、あってはならない反則ですね。

ちなみに、アメフトはノーバインドタックルの嵐です。

そして、最後に知っておいて欲しい反則は”かちあげタックル”による反則です。

③危険なタックル”かちあげ”

タックルは、バインドしてドライブ(足をかく)して前に倒す。これがナイスタックルの形です。しかし、トップスピードの選手を止める際、衝撃が上に逃げる時があります。

しかし、タックルした選手は上に衝撃を逃がさないようにしなければいけません。そのまま叩きつけてしまうと、危険なタックルとして反則を取られてしまいます。下記動画は世界№1タックラー オーストラリア代表のマイケル・フーパーの”かちあげ”タックルです。

一昔前、”かちあげ”タックルはナイスタックルとされてました。しかし、近代ラグビーでは危険なタックルとして反則扱いになっています。近代ラグビーでは、叩きつけるのではなく、前に押し返すタックルがナイスタックルとされています。

以上 タックルにおけるルールについて紹介致しましたが、応援しているチームの選手が勇気ある激しいタックルをした時は「ナイスタックル!」と声を掛けてあげましょう。

ファンから声を掛けられると、非常にテンションが上がります。ナイストライより嬉しいかもしれません。

「ラグビーのタックル:反則を見分ける観戦のコツ」

ラグビーのタックルにおける反則を見分ける観戦のコツを紹介します。

まず、タックルする際に選手の姿勢をチェックしましょう。

適切なタックルは肩以下の範囲で行われるべきです。相手選手の首や頭に対する接触は「ハイタックル」であり、これは明確な反則です。

選手が相手の首や頭部に向かって走り込んでいく動きを見たら、それはおそらく反則となるハイタックルです。

次に、タックルした後の選手の行動も見てみましょう。タックルが完了したら、タックルした選手は速やかに相手選手から離れなければなりません。

さらに詳しく

このルールは「プレイヤーのリリース」です。もし選手がタックル後にすぐに離れず、ボールを奪おうとしたり、新たなプレイに移ったりする場合、それは反則です。

最後に、ボールを持っている選手がタックルされた後の動きも重要です。タックルされた選手は、一度地面に倒れたらすぐにボールを放さなければなりません。これを怠ると「ボールのリリース違反」となります。

これらの反則を見分ける観戦のコツを覚えて、試合の判断やプレイヤーの動きを理解し、ラグビー観戦をより一層楽しむことができます。

選手たちのルールに則ったプレイと、その一瞬一瞬で起こる反則。それら全てがラグビーの興奮を高め、その魅力を引き立てます。

まとめ

本記事では、ラグビーのタックルとその反則について詳しく解説しました。初めてのラグビー観戦でも楽しむための3つのポイントを挙げてまとめます。

タックルの基本:ラグビーでは、タックルが試合の流れを大きく左右します。選手は相手を制止するためにタックルを使用しますが、その際には一定のルールが存在します。

タックルの反則:ハイタックル(肩より上へのタックル)、プレイヤーのリリース違反(タックル後にすぐに離れない)、ボールのリリース違反(タックルされた後にボールを放さない)等が主な反則として挙げられます。

反則を見分けるコツ:選手の姿勢、タックル後の行動、ボールを持っている選手の動きから反則を見分ける観戦のコツを学びました。これらを理解し、観戦すれば試合をより深く楽しむことができます。

これらの知識を持つことで、ラグビー観戦はより一層楽しく、興奮に満ちたものになるでしょう。

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