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ラグビーQ&A

ラグビーはどんな怪我が多いのか?

スポーツには怪我は付きものですが、ラグビー選手の怪我にはどんな怪我が多いのか紹介いたします。

あのダミアン・マッケンジーも怪我によりWorld Cup2019を諦める事となりましたね。非常に残念でした。是非、World Cupの大舞台で見たかったプレイヤーの1人でもあります。

それでは、怪我を見てみましょう。

モモカン

正式名称なのかどうか分かりませんが、選手の間では「モモカン」と呼ばれる怪我です。トンコと言う人もいます。「うわー、モモカン入れられた〜!」なんて言葉は試合が終わった後に、1人は言っているでしょう。

モモカンとは足のモモ 即ち大腿部を強く打撲した事を呼びます。思いっきり自分のモモにひざ蹴りをされたとイメージしてみて下さい。痛いと思いませんか?スポーツ全般でこの怪我は多いかもしれませんが、ラガーマンであれば誰もが通る怪我の1つです。

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出典:http://www.freeml.com/wefree/say/knee/

 

ラグビーの場合、タックルに入られた際にも強い衝撃を受けます。足が当たったからではなく相手の激しいタックルが原因で途中交代する選手もいます。

下記の画像はフランス代表の名フランカー ティエリのタックル映像ですが、タックルをまともに喰らった相手選手は、もろモモカンが入りしばらくの間足を引きずっています。

 

靭帯断裂

中学、高校時代のスター選手もこの靭帯断裂によりポテンシャルを落としてしまい、腐ってしまう選手も少なくありません。タックルに入られる事はもちろん、ラックの密集で下敷きになり痛めてしまう事もあります。

この靭帯の怪我はラガーマン全員がしてしまう怪我ではありませんが、どれだけ鍛えていても、幾つかの悪条件が重なって起きてしまう怪我です。

特に靭帯の怪我は、その瞬間に「うわっ!」と思わず叫んてしまう足のひねり方や、曲がり方をするので、見ていてすぐに「あーいっちゃったー!」声に出してしまいます。下記動画の1発目のプレーは特にです。 

脳震盪

脳震盪とは、直接的な頭部への打撃による衝撃と直接的な打撃がなくても、大きく脳が揺さ振られる事になった際に、一時的に起こる脳の機能障害の事を言います。

ラグビーの怪我 脳震盪 危険!タックルが上手いソニー・ウィルでさえも・・・。

このページでは、ラグビーの怪我の1つでもある脳震盪について紹介したい。脳震盪になった事がないプレイヤーはいるだろうか?というくらい激しい当たりが繰り返されるラグビーにおいて頻繁に発生するため知っておき ...

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つまり、強い衝撃により脳の稼働が一旦停止するわけですね。

こちらの怪我も、モモカン同様 トップのラガーマンであれば誰もが1度はなった事があるのではないでしょうか。むしろ脳震盪になった事がないラガーマンは、ブロリー並みに強いか、全く試合に参加していないかのどちらかだと思います。

激しくタックルに入るとなるとスピードと強さが必要です。相手のスピードと重さに耐える事が出来なければ、弾き飛ばされると同時に脳が揺れてしまいます。

脳震盪にもレベルがあります。「ちょっと脳が揺れたなー。」くらいで普通に立っていられるレベルから、全くもって動けずにグランドでグタッと倒れて立てなくなってしまう事もあります。

肋軟骨(ろくなんこつ)骨折

怪我としては大きくないですが、選手にとってはかなり辛い怪我の1つです。肋軟骨を痛めると下記画像のような大勢になります。

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ソース:https://welq.jp/26957

ラグビーだと、タックルに入られた時にこの怪我を負ってしまいます。特にパスした瞬間にタックルに入られた際はほぼ痛めてしまいます。

辛いのは、ラグビーの場合、日常茶飯事すぎて肋軟骨の骨折では練習を休む事はほぼありません。基本的にはテーピングで固めて装備完了です。

「ろく軟骨骨折したので練習休みます」なんて言った時には、速攻で「バカか?」と返される可能性もあります。

骨折と言えば、人によっては重症と言う人もいるかもしれませんが、ラグビー選手にとってろく軟骨の骨折は無駄に長引く面倒くさい怪我なのです。

ろく軟骨を痛めてしまう事例として多いのが、久しぶりのガチンコ試合への出場です。OB選への参加など特に気を付けた方がよいですね。「毎年出ていないのに今年は出るの?」という方は要注意です。

頚椎損傷

他のスポーツでもそうでしょうが、ラグビー選手でも一番辛い怪我は頚椎損傷ではないでしょうか。頚椎損傷とは首の骨の骨折です。損傷した際には、下半身が麻痺し歩くことが出来なくなってしまう事もあります。

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ラックなどの密集は特に危険です。敵から与えられた衝撃ではなく、後ろからの味方の衝撃で首を痛めてしまう選手も少なくありません。なので、頭を下げずに常に顔は前を向く意識を忘れてはならないのです。

練習中に頚椎を損傷しラグビー選手としての選手生命を絶ってしまった選手も少なくはありません。その中で、ロンドンオリンピック代表として活躍した選手がいます。ウィルチェアー日本代表の三阪選手です。

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ソース:http://wedge.ismedia.jp/articles/-/2491

中学からラグビーを始め大阪府立布勢工業高校では花園を目指しラグビーを頑張っていた矢先に事故が起きてしまいました。
「はっきり言って2度と歩けるようにならないでしょう」と医師からの告知を受け自殺を考えてた時に、車椅子ラグビーと出会ったとの事です。

他にも、頚椎損傷により長きに渡るリハビリ生活と戦いながら社会に出て羽ばたこうとしているラガーマンがおりますので紹介いたします。

■後藤寛和さん

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平成25年11月16日 浦和高校が54年ぶりに全国大会出場を決めた全国高校ラグビー埼玉県予選決勝にて不運にも頚椎損傷の怪我。国立リハビリテーテーション病院にてリハビリに取り組む。

募金についてはこちらのサイトを参照ください。
■金沢功貴さん

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ソース:http://rugbyjapan365.jp/

中学時代から、大阪府スクール選抜の優勝を経験し、卓越したキャプテンシーをハードなタックルとボールへの激しい絡みを持ち備えた素晴らしい選手。常翔学園に入学後1年目の合宿中に不運にも頚椎損傷の怪我。

 

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