このページでは、コンバージョンキックの蹴り方について、トッププレイヤーの蹴り方を例に挙げながら説明していきます。
蹴る前のイメージや蹴るまでの歩幅の取り方など、キッカーで異なる一連のルーティンを真似してみるのも成功率アップの近道かもしれません。
ボールを置く台(キックティー)
まず、コンバージョンキックを蹴る際は、
キックティーにはいろいろな形があり、
ただ、からなずキックティーが必要というわけではございません。
また、土で土台を作った方が蹴り易いという選手もいます。元日本代表では、得点ランキング2位の廣瀬佳司氏(トヨタ自動車)は、蹴る場所で自由に高さを調整できるように土の土台で得点を量産していました。
コンバージョンキックの蹴り方
それではコンバージョンキックの切り方について説明します。基本的
なので、キックが上手い人に
とお願いしても、「
ラグビーボールを蹴る前に、
ラグビー界で10番を背負う選手の中にはサッカー経験者は多いで
また、日本初のプロキックコーチ 君島良夫氏も中学までサッカーのクラブチームに所属していました
基本的に、休み時間にサッカーをする事が多い日本の学校生活なので、サッカーボールを蹴れないという方は少ないでしょう。
キックティーを決める
まず、キックティーですが、
自分にとって蹴りやすいか、蹴りにくいかのどちらかになります。
なので、
一般的に使用されているのが低いキックティーです。
ただ、キックスイングが低すぎる選手は、
一方で、高かさのあるキックティーは簡単にハイボールを蹴ることができます。初心者やキックスイングが低い選手は最初はこのタイプを選ぶのもよいでしょう。
そして、
ラグビーボールを蹴る場所
ミートさせる位置は大きくふたつです。
下記画像①の位置か、②の位置です。
①はロケットキックと称されます。一昔前までは、日本でこのような蹴り方をする選手は1人もいませんでしたが、海外のスーパーラグビーの影響もあり、現在では日本でも多くの選手がこのボールの置き方でキックを蹴ります。
初心者はまず②で練習した方が良いでしょう。
キックが上手くなれば、①を練習し、
ただ、①が得意だとしても、②のキックは蹴れるように準備しておく必要があります。
まずは、キック精度よりもキックを繰り返し、キックティー
キックティーが低いのと高いのを両方持つのは嫌だという方は、
↓↓おすすめキックティーについてはコチラのページ
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ラグビー キックティー(台)の選び方とおすすめ3選
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また、お金をかけたくないという人は、廣瀬氏のように砂場の土などをティーの代わりにすると良いでしょう。少し長めのプラスティックのコップに土を入れ少しかためてひっくり返すと、土の台が出来上がります。
キックを蹴るポイントが決まったら、
それでは、ゴールのターゲットを決めボールをセットしましょう。
Hポールのどこを狙うのか
有能なキッカーは、蹴る前にゴールへのイメージを描きます。
綺麗にHポール真ん中をボールが通り抜けるイメージをする選手も
さあ、
ボールの置き方
ルーティンの重要なポイントの1つがボールの置き方です。
ボールの置き方は、縫い目をゴールと、
ロケットキックの場合は、縫い目の真ん中が真上になるようにボールを設定します。
ダン・カーターも、ボーデン・バレットも、ダミアン・
キックモーションに入る位置
続いて、ボールをセットしたら、
1つ共通して言えるのは、
そのまま、45°の角度で後ろに下がり助走をとるのが簡単でしょ
踵と踵が靴いた箇所が45°なので、
ボーデン・バレットの歩幅を合わせる順番は、少し違ってきます。ボールをおいて、
続いて、左に3歩
最後に後ろに1歩下がります。この位置でボールとの角度45°に
左足で2歩目、右足で3歩目、左足の4歩目がボールの真横にきま
ボールを蹴らない足の肩、
そしてキックをした足は、
しっかりフォロースルーができていると、キックをした瞬間に、1
↓↓下記の動画でボーデンバレットのルーティンが確認できます。
キックは足のどこで蹴るか。
キックを蹴る場所は、選手によって様々です。
基本的にはインフフロントで蹴る選手が多いです。インサイドとインステップの間、親指の付け根あたりを指します。
キックを遠くに飛ばす+
【まとめ】
ボールの置き方、
ポイント
・ゴールのイメージ
・ボールを置く角度
・ボールの向き
・キックモーションに入る位置
なんとなくは理解できるけど、
↓↓日本には優秀なプロキックコーチが存在するのでそちらもチェック
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