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田中史郎選手の考えと比べてみる「ラグビーのポジションを動物で例えると。」(FW)

ラグビーにはそれぞれ個性豊かなポジションが全部で10個存在する。それぞれのポジションはその特性や求められる能力に応じて、しばしば動物に例えられる。


引用:NTTドコモラグビー部

とあるテレビ番組で日本代表田中史明選手が考案した「ポジション別動物一覧」を元に、それぞれのポジションに合った動物を考えてみよう。

【FW(フォワード)】

フォワードのポジションは背番号1番~8番、バックスは男前が多い、フォワードは芸人気質とのイメージが強いが動物に例えるとどうだろうか。

・プロップ(背番号1番3番)


田中選手は「ゾウ」に例えた。確かに大きくて立派な体格はゾウそのものであるが、ここは一つイノシシを押したい。プロップの最も大事な仕事はスクラム。

 

そしてそのスクラムは引くことは許されず、ただひたすら前に押し続ける事が求められる。猪突猛進の言葉どおり引くことを知らないイメージのイノシシの方がよりぴったり来る。

 

ただし「体格の大きな」は当然求められるので、いわゆる普通のイノシシではなく映画もののけ姫に出てくる乙事主(おっことぬし)のような化け物じみた体格のイノシシのイメージである。

 

ちなみに数年前にロシアで体重535キロのイノシシが捕獲されたというニュースが有ったとおり、乙事主(おっことぬし)級のイノシシが存在している可能性は大いにある。

・フッカー(背番号2番)

田中選手はフッカーをイノシシに例えた。
ほぼイメージどおりと言えよう。フッカーもプロップと同じようにスクラム最前線で引くことは許されないポジションである。

 

その意味において、プロップとフッカーが同じイノシシでも問題は無いと思われるが、プロップよりもフッカーの方がより求められる能力が多い(決してプロップは頭脳が必要ないと言っている訳ではないので誤解のないよう)。

 

普通のイノシシではなく、より大人びていて知性が深い印象を与えるイボイノシシが適当ではないだろうか。

・ロック(背番号4番5番)


チーム一の長身を誇るロックを田中選手はキリンに例えた。これはイメージとぴったりである。

 

キリンの長い首はチーム一の長身であるロックにそっくりだし、それにあまり知られていない事だが、野生のキリンは超凶暴なのである。

 

海外のドキュメンタリー番組が撮影に成功したキリンはライオンと5時間も続く勝負を繰り広げ、なおかつ負けなかったという。

 

一見おとなしいように見えて実は超凶暴。元日本代表ルーク・トンプソンのようにおとなしい見た目でありながら超がつくほどの激しいプレーを繰り返す、正にロックの例えとしてしっくり来ると言えよう。

・フランカー(背番号6番7番)

俊敏なグラウンドの猟犬というイメージのフランカーを田中選手はゴリラに例えた。誤解を恐れず言えば、これはちょっとイメージと合わない。

 

田中選手はジャッカルによって相手からボールをもぎ取る姿から腕力の強いゴリラを想像したのだそうだが、フランカーにはもう一つ「俊敏」「狩人」のイメージがある。

 

腕力が強いが俊敏性に欠けるゴリラよりも、走り回って相手を追い詰めるイメージが強いオオカミの方がよりぴったり来るのではないだろうか。

・ナンバーエイト(背番号8番)

フィールド上の王と言っても過言ではないナンバーエイトを田中選手は百獣の王ライオンに例えた。これまたキリンと同じくイメージとぴったりである。

 

百獣の王ライオンはサバンナのどこでも顔を出し、わがもの顔にふるまう。ナンバーエイトも同じくフィールド上のどこでも顔を出し、自由奔放なプレーを繰り広げる。

 

ナンバーエイトが自由奔放にプレーが出来るチームは強い。ナンバーエイトには自由奔放でかつ相手陣を「食い破る」能力が求められるのだ。ライオンの持つ「無敵」で「奔放」、かつ超攻撃的なイメージとぴったり合うと言っていい。

 

以上が、動物に例えたフォワードのポジションだが、人によっては違う意見もあるはず。

 

ただ、応援する選手がいれば、「あの人のポジションはキリンだったな」と頭に入れておくだけでも、試合で選手達がどんな仕事をしているのか理解出来るだろう。「あの人何しているの?」なんて疑問も少なくなるはずだ。

 

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