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ラグビーのルール ペナルティーキック以外で外に出す必要あるの?そこにはどんなルールがあるの?

このページではタッチキックについて説明します。タッチキックは時間をかけずに敵陣まで逃げる手段としては一番有効な手段です。

ペナルティーキックでは、タッチの外に蹴り出してもマイボールからリスタートしますが、通常のプレー中に蹴り出したボールは相手ボールとなります。

さらに、ボールを蹴る場所によっては、ボールが出た場所ではなく蹴った位置上のタッチラインから相手ボールのリスタートになる場合もあるのです。

じゃーキックは蹴らない方がいいのかな?

と思ってしまうかもしれませんが、タッチキックは試合で勝つためにはとても大事な戦術です。このページでは、ペナルティーキック以外でタッチの外を狙うキックについて説明していきます。

ペナルティーキックとは?

まず、ペナルティーキックから説明致します。ペナルティーとは反則の事ですが、アタック(攻撃)を妨害するプレー、ディフェンス(守り)を妨害するプレーにより相手から反則を受けた場合は、ペナルティーキックのチャンスを得ることが出来ます。

ボールを前に落とす”ノックオン”やボールを前に投げてしまう”スローフォワード”の反則からは、ペネルティーキックは選択出来ません。スクラムからのリスタートとなります。

ポイント

相手のプレーを妨害した反則がペナルティー

ペナルティーキックのチャンスを得たら、大きくは下記2つの選択に分けられます。良く試合で見るのが3点を狙うペナルティーキックです。

ペナルティーからのゴールキック(3点)

なかなかトライ(5点)が取れない近代ラグビーでは、少しでも点数を稼いでいく必要があり、敵陣でペナルティーのチャンスを得た場合は、3点を取りに行く事が多いです。(↓↓画像)

敵陣 ペナルティー

タッチキック

そして、2つめはタッチキックです。ペナルティーからのタッチキックは大きく陣地を挽回するチャンスになります。試合に勝つ条件の1つとしても、相手にペナルティーを与えない事があげられます。

例えば、2019年World Cup決勝のイングランド代表ⅤS南アフリカの試合では南アフリカが32-12で勝利、ペナルティーの反則数でも、イングランド10回に対し南アフリカが8回という数字でした。

ペナルティーからのタッチキックは、その後蹴りだしたチームのマイボールにて試合再開となりますが、基本的に自陣でのペナルティー獲得時に選択されます。(↓↓画像)

ラグビーペナルティーからのタッチキック

このキックにより、自陣から敵陣に大きく攻め入る事が出来ます。もちろん、このタッチキックにもリスクはあります。リスクは以下の2つです。

タッチキックのリスク

①タッチの外にボールが出ずに相手にキャッチされる。
②ボールを飛ばしすぎて、相手インゴールエリア(トライするエリア)までボールが飛んでしまう。

②の場合は、インゴールエリアでボールが止まっても。タッチの外に出てしまっても相手ボールからのスタートとなってしまいます。(↓↓画像)

ラグビー インゴールタッチ

この場合、キックを蹴った選手は

やっちまったー!

となってしまいます。

その為、タッチキックは、リスクを侵さず確実にタッチの外に出せる距離・コースを狙って蹴る事が多いです。もちろん、負けてる時や、キッカーのその日の調子によりギリギリを狙う事もあります。

そして、ペナルティーキックからタッチの外に出るとラインアウトで試合再開となります。

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ラインアウトで試合再開

ペナルティーキックからタッチの外にボールが出ると、蹴りだしたチームのボールからリスタートとなります。そして、ラインアウトでの試合再開となります。

ラインアウトは、フォワードが一列に並び合い2番のフッカーから真っすぐに投げ込まれたボールを、取り合うセットプレーです。

んっ?100%マイボールになるわけじゃないの?

と思ってしまうかもしれませんが、基本的にラインアウトではボールを投げるチームがサインを出すのでマイボールの獲得率は非常に高いです。

確かに、”変なところにボール投げてしまう。””相手が先読みしてボールを獲られてしまう”などのリスクはありますが、そのリスクを踏まえても自陣から逃げ出し陣地を大きく挽回出来るペナルティーからのタッチキックは、試合の流れを掴むうえでとても大事な選択なのです。

ペナルティー以外でのタッチキック

タッチキック

では、ペナルティーキック以外でのタッチキックを蹴る理由とルールについて説明致します。

タッチキックを蹴る理由は、上記で説明したように自陣から大きく陣地を大きく挽回したい時です。自陣のインゴール前でパスを回して相手にボールを奪われてしまうリスクよりも、少しでも陣地を挽回して試合を立て直すのです。

ペナルティーキックとの違いは?

ペナルティーキックとの大きな違いは、場所やボールの出方によりマイボールでリスタートしないという点です。逆に言うと、ペナルティーキックじゃなくても、条件が揃えばマイボールからのラインアウトで試合再開出来るのです。

↓↓あえてタッチの外に出さない戦略もあります。

ではまず、蹴り出したチームのボールで試合が再開するタッチキックについて説明します。

50:22

2021年からの新ルールにて50:22という新ルールが適用されました。このルールにより、今までは必ず相手ボールの試合再開となっていたタッチキックが、条件により蹴りだした側のボールで試合再開となりました。

その条件とは、”自陣からキックしたボールがワンバウンド以上して陣地22m内のタッチの外に出す事”が条件となります。↓↓

ラグビー 50:22

このキックが成功すれば、ペナルティーキックからのタッチキックでなくても、いっきに敵陣ゴール前まで攻め入る事が出来ます。

ダイレクトタッチ

ラグビー ダイレクトタッチ

もしワンバウンドしないでノーバウンドでボールが外に出てしまった場合、相手ボールになるだけでなく蹴りだした場所の平行線にあるタッチラインからスタートとなります。

これが、”ダイレクトタッチ”です。1試合に1回は見かけるかもしれません。タッチラインの外にボールを蹴り出した後に、

何で、蹴った位置に戻っているんだろう??
と疑問に思った時は、恐らくダイレクトタッチの反則を取られた時でしょう。

自陣22m以内からのキックはノーバウンドOK

しかし、少し面倒なのが何処でもダイレクトタッチが適用されるわけではありません。蹴る場所によりノーバウンドでボールが外に出た場所からのラインアウトスタートとなります。

そのエリアが、自陣22m以内となります。(↓↓画像)

自陣22m内では、ノーバウンドでも外に出た場所から試合再開となるため、ワンバウンドを気にする必要はありません。100%パワーを振り絞りボールを蹴りだす事が出来ます。

キックの目的はもちろん、リスク回避です。自陣ゴール前でのパスミス、攻撃を仕掛けて無駄に消耗する体力を減らさないためにもキックで陣地を稼ぎます。

【まとめ】

タッチキックについて、少しは整理出来ましたでしょうか。以下にて上記説明の”まとめ”をしておりますので再度ご確認下さい。
 

まとめ

自陣でのペナルティーキックはタッチキックで自陣に攻め込むのがセオリー
自陣22m以外でタッチキックに蹴りだす際は、ワンバウンド以上させる必要あり
自陣22m以内からのタッチキックはノーバウンドでもOK!
自陣からのキックで、ワンバウンド以上+敵陣22m以内のタッチに出た場合はチャンス到来!

7人制ラグビーにおていも、基本的には15人制と同じルールが適用されます。

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