ラグビーワールドカップ2019も南アフリカが3回目の優勝を飾り、記録的な観客動員数と今世紀最大のラグビー熱を日本で高め大成功のうち終了した。
これからの週末はワールドカップロスで寂しくなる事は間違いないが、2020年から始まるトップリーグ新シーズンにはW杯を沸かした日本代表選手31名以外にも海外のトッププレイヤーが出場する予定だ。
まだまだ、ラグビーから目が離せない週末は続きそうだ!それでは、トップリーグに参戦予定の海外選手を見て行こう。もともと年俸が高額な欧州からの加入は無いが、南半球のニュージーランド、オーストラリア、南アフリカから凄い選手が加入する事になっている。
目次
トップリーグに新加入する外国人選手
ポジション | 名前 | 年齢 | 身長/体重 | 国 | 予定チーム |
HO | マルコム・マークス | 25 | 185/107 | 南ア | NTT |
ロック | ブロディ・レタリック | 28 | 204/120 | NZ | 神戸製鋼 |
ロック | サム・ホワイトロック | 31 | 202/119 | NZ | パナソニック |
FL/№8 | キアラン・リード | 34 | 193/110 | NZ | トヨタ自動車 |
SH | ウィル・ゲニア | 31 | 174/82 | 豪州 | 近鉄 |
SO | バーナード・フォーリー | 30 | 182/89 | 豪州 | クボタ |
CTB | ライアン・クロッティー | 31 | 179/97 | NZ | クボタ |
CTB | サム・ケレビ | 26 | 186/108 | 豪州 | サントリー |
CTB | クリスチャン・リアリーファノ | 32 | 179/95 | 豪州 | NTT |
CTB | ダミアン・デアリエンディ | 27 | 189/101 | 南ア | パナソニック |
FB | ウィリー・ルル― | 30 | 186/90 | 南ア | トヨタ自動車 |
FB | ジェシー・クリエル | 25 | 186/96 | 南ア | キャノン |
◆マルコム・マークス(南アフリカ)⇒NTT
18年の世界最優秀選手にノミネートされた選手。スクラム1列めの舵取り役でありながら、タックル、ボールへの絡み、アタック、どれをとっても一級品のフッカーがNTTに加入する
◆ブロディ・レタリック(NZ) ⇒ 神戸製鋼
オールブラックスの巨塔の1人 レタリックが加入するのは、ダン・カーターが在籍する神戸製鋼!身長に似合わずハンドリングも抜群に上手い。神戸製鋼を負かすチームは出てくるのだろうか。。。
◆キアラン・リード(NZ)⇒ トヨタ自動車
オールブラックスのキャプテン キアラン・リード(193cm/110kg) №8として活躍したリードだが、トヨタ自動車では日本代表の姫野と第3列を組む事になる。まさに世界選抜の第3列だ。
◆ウィル・ゲニア(豪州) ⇒ 近鉄
父はパプアニューギニア人の元大臣。卓越したマネージメントでフォワードを自在にコントールする世界最高峰のスクラムハーフが近鉄に加入する。
◆バーナード・フォーリー(豪州) ⇒ クボタ
精密なプレースキッカーとして知られるバーナード・フォーリー。クボタ―の司令塔としてチームを牽引する。
◆ライアン・クロッティー(NZ) ⇒ クボタ
ディフェンスのギャップをつくラン攻撃は一級品。第1センターとして活躍してくれるはず。
◆サム・ケレビ(豪州) ⇒ サントリー
フィジー出身の大型センター。183cm 108kgの豪快な走りでディフェンスラインを突破する。
◆クリスチャン・リアリーファノ(豪州) ⇒ NTT
白血病の重病から見事復帰をとげた苦労人。得点力が非常に高い。
◆ダミアン・デアリエンディ(南ア) ⇒ パナソニック
W杯南アフリカ優勝の立役者の1人。タックルも激しいが、何よりスピードに乗ったデアリエンディを止める事が出来るか。。
◆ウィリ・ルル―(南ア) ⇒ トヨタ自動車
15年にはキャノンで活躍。キック処理の安定感抜群のフルバックは、ウイングでの出場も楽しみだ。
◆ジェシー・クリエル ⇒ キャノン
かつてはNTTドコモでプレー。デアリエンディと同じく突破力に注目だ。
トヨタ自動車対神戸製鋼の試合が熱すぎる!日本のラグビーファンもそうだが、海外ファンの注目も集めるはずだ。また、毎年、シーズン終盤でも新たな契約ニュースが出てくるトップリーグ。
まだまだビック契約が出てくる可能性は十分にある。