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ラグビーQ&A

ラグビーで一番きついポジションは?

苦しい練習を重ね、試合でも激しくぶつかり合い常にケガと背中合わせのラガーマン。他のスポーツと比べてみても「辛い」「痛い」「苦しい」と三拍子揃った、まさにキツいスポーツである。

スクラムを組む前5人はキツい!臭いも?

そのキツいスポーツの中でもとりわけキツいポジションはどこなのだろうか。

これは間違いなく「前5人」と呼ばれる1番から5番の選手、ポジション名でいうとプロップ(1番3番)、フッカー(2番)、ロック(4番5番)だろう。

この3つの中から一番キツいポジションを選ぶのは、これは難しい。難問である。

この3つのポジションはいずれもスクラムの中心となり、密集では核となり、走り続けて周りをフォローする事を義務付けられている。

しいて選ぶとすれば、15あるポジションの中で一番大きな体型の人がなる事が多く、スクラム、密集、フォローに加えてラインアウトなどの空中戦でも主役になる事を義務づけられているロックであろうか。

ロックの名前の由来は「スクラムに鍵をかける(=ロックする)」というところから来ているという。

スクラムでは第二列に位置し、後列に位置するナンバーエイトからの押しの力を前に伝えつつ、自分は第一列のプロップをしっかりと支え、スクラムが押されないように文字通り「ロックする」役目を担っている。

ラインアウト、相手のキック攻撃などでは高く飛び上がりボールを奪取する役目を担うことが多い。この為か大抵のチームでロックはチーム一の巨漢がなる事が多い。

モール、ラックといった密集では核となり、ここでも相手に押されないようにしっかりと踏ん張る役目を担う。

モールを押してそのままトライを狙う、いわゆるドライビングモールのときは巨漢ならではのそのパワーを生かして前へ進むエンジンの役目になる事が多い。

ドライビングモールが分からない方は、下記↓の動画を参考に。

 

スクラムからボールがバックスに供給されライン攻撃が形成されると、ボールに沿って追いかけるナンバーエイト(8番)、フランカー(6番7番)より少し後方をフォローし、スタンドオフ(10番)、センター(12番13番)がタックルミスをして抜けてくる相手を確実に止める役目を担う。これを「(第)二線防御」と呼んだりする。

こうして書き出してみても、ロックの仕事は実に多い。これらの仕事を黙々と、しかし確実にやっていかなければいけないのである。

2015、2019年ワールドカップ日本代表のルーク・トンプソンなどはこの典型であろう。

 

決して派手さはないが、ただひたすらに縁の下の力持ち的な自分の役割を黙々とこなす。2015年の南アフリカ戦でアナウンサーが実況したとおり、まさに「泣けてくるほど頑張る男」なのである。

ロックのキツさとは実はこれだけでは無い。

ロックはチームの支柱として絶対に弱さを見せてはいけない!

先に書いたとおり、ロックはチーム一の巨漢がなる事が多いポジションである。つまり、そのチームの中でも「強い男」がなるポジションなのだ。

そのロックが、相手チームのロックにいとも簡単に倒されたりしてしまうと、チーム全体に

ウソっ!あいつが倒されちゃうの??

という空気が流れてしまい、精神的に不利になってしまう。

ロックのキツさとは、その仕事の多さもさる事ながら、「絶対に負けてはいけない」というプレッシャーを受け続けて戦い続けること。まさにその一点をもって「一番キツいポジション」なのだと言えよう。

世界最高峰のロック

最後に、そのきついポジションで活躍する選手達を何人か紹介したい。中には120kgを超える選手もいる。こんなバカでかい選手が闘牛のように自分の前からボールを持って走ってきたら逃げたくなる。

マロ・イトジェ(イングランド代表)

日本代表のヘッドコーチも務めた、エディー・ジョーンズ氏がイトジェが大学生の時に見出したとされる天才ロック。24歳にして20キャップ以上。空中線もフィールドプレーでも存在感抜群のプレーヤー。

アラン・ウィン・ジョーンズ(ウェールズ代表)

ラグビー好きに、世界最高のロックは?と質問すると、まず出てくるのはこの名前だろう。20歳の若さで代表デビューを果たし、4度のワールドカップに出場。

常に献身的なプレーでチームの柱として活躍。2011年ワールドカップではベスト4の成績を残した

ブロディー・レタリック(ニュージーランド代表)

ニュージーランド代表のロックであり世界最高峰のロックの1人でもあるブロディー・レタリック。身長は204㎝ 体重は123kgと圧倒的な存在感を見せつける。

 

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