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ラグビーの試合で、フォワード(FW)の8人が押し合うスクラムについて解説します。このページを見た後は「何のためにスクラム組むの?」なんて疑問も抱くことは無くなるでしょう。

スクラムを組むポジション

まずスクラムを組むプレイヤーは全部で8人います。基本的にフォワード(FW)の選手1番から8番で組みますが、「絶対に1番から8番で組まないとダメ!」というルールにはなっていません。

 

バックスの10番が組んでも15番が組んでも反則にはなりません。ただ基本的にスクラムを組むのは体が大きくパワフルなフォワード8人の仕事です。

 

1番から8番のポジションと役割を簡単に説明致します。

1番、3番:プロップ

スクラムの柱となる存在で一番前でスクラムを組む両端の2人です。ラグビー界の中でも数少ないポジションなので貴重な存在でもあります。

 

2番:フッカー

スクラム先頭の真ん中に立ち、スクラムの舵を取る選手です。リーダーが多いポジションでもあり。日本代表の堀江選手もフッカーです。

 

4番、5番:ロック

ラインアウトなどのボールキャッチが、キープレーと思われがちですが、実はスクラムにおいてロックの押しが超重要なのです。ロックはプロップの1番、3番のお尻をプッシュしますが、ロックの強さ次第でスクラムの勝敗も決まってきます。

 

6番、7番:フランカー

フォワードの中でも、仕事人と呼ばれるポジションです。チームで一番タックルに行き、味方がタックルされれば一番最初に助けに来てくれのがこのフランカーです。

 

8番;ナンバー8

チーム1のボールキャリア(ボールを持って前に出る選手)としてチームを牽引します。スクラム最後尾に位置し、チームで1番強い男がこのナンバー8です。

 

以上の8人でスクラムを組みますが、そもそもなぜスクラムを組む必要があるのでしょうか?

どんな時にスクラムを組むの?

スクラムの定義として、ルールブックには下記のように記されています。

 

スクラムの目的は 、軽度の反則あるいは競技の停止があった後 、早く 、安全に 、公平に試合を再開することである 。

 

まず、「軽度な反則ってなんだ?」と疑問に感じると思いますが、反則というよりかは、ラグビーのルール通りに自分たちの攻撃が出来なかったと理解したほうが良いでしょう。

 

相手のプレーの邪魔をするわけではなく、ノックオン(ボールを落とす)スローフォワード(ボールを前に投げる)のミスをしてしまった際に、一度レフェリーが試合を止めます。

 

そして試合再開のリスタートではスクラムを組みます。

 

また、競技の停止があった場合というのは、モールやラックなどで複数の人間が絡みあったためにボールが出てこなかった場合などを指します。

 

この場合もレフェリーが試合続行不可能と判断した場合、1度試合を止めスクラムで試合再開します。

↓モールは下記画像のような絡みです。

http://will-be-rugby.blogspot.jp/2015/01/blog-post.html

 

↓ラックは下記画像のように地面についたボールを奪い合う状況です。


https://rugbymania-noside.com/about_ruck/
そして、スクラムでは、ボールを奪い返す事もできます。スクラムはフォワードの強さを測る指標でもあるため、スクラムが押される=フォワード負けてると言っても過言ではありません。

 

スクラムで前に出ることができれば、スクラムトライなんかも出来てしまうのです。

↓日本代表のスクラムトライ

以上、スクラムを組む理由になります。

 

おさらいですが、相手に反則を犯すのではなく”ルール通りにプレーする事が出来なかった”際に、相手ボールからプレーを再開する方法としてスクラムを組みます。

 

逆も同じです。相手がルール通りにプレーする事が出来なかった際は、自分達のボールからリスタートします。

 

スクラムを組む理由が理解出来れば、応援しているチームの攻撃中に「ピッ!」とレフェリーが笛を吹き試合を止めスクラムになった時も「えっ?何?何」と言ってしまう事もなくなるでしょう。

 

これからは、「何、大事な所でミスしてんだよっ!」とヤジっぽい声援に変わるかもしれません。

 

 

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